Kite.comの花を探して毎日ブラ散歩!

今日もカメラ片手に、日常の中の非日常を探して彷徨ってます。猫の額でも、ほんの少しですが季節の山野草と戯れています。

シモツケには、穂咲きだってあるんだよ! ~都市緑化植物園の花とともに~

2022年06月20日 11時35分00秒 | みんなの花図鑑
   📷2022年6月16日:今年のゲンペイシモツケは、すこぶる花付きがいいように思う。

 あっ、一昨日、PCのクラッシュの話をしたけど、このシモツケたちはその前に撮ったもの。
 今年のゲンペイシモツケとても具合がよかったんで、即アップしたかったんだけど、今日になってしまった。

   📷2022年6月16日:複散房花序がこんもりとしてとても立派だ。

   📷2022年6月16日:三年目となる実生のナンキンハゼが邪魔して、ほんの少しだが一部が見えないのが口惜しい。

 いつもはこんな風に生やし放題にしないわけ。伸び放題ってあまり好きじゃないわけ。適度な草丈で、ある程度のボリュームで咲いて欲しい。
 一番花が終わったら、バッサリと切り詰めるよ。それまでは、思いっきり枝葉を伸ばして咲いておくれ。

   📷2022年6月17日:このホサキシモツケは、その花序にこそ特徴がある。槍の穂先のようだね。だけど、名は「穂咲き」だから。

 シモツケつながりで、都市緑化植物園で撮ったホザキシモツケ(穂咲き下野)をご覧頂きたい。
 もちろん、上記同様、バラ科シモツケ属の落葉低木なのだが、その枝先に密集した円錐花序が10㎝ほどの長い花穂を付ける。だからこそ、「穂咲き」との名がある。
 17日、PCの修復に明け暮れ、鬱々とした気分を払拭しようと、都市緑化植物園でコンビニランチをした件はアップした。
 この時期、都市緑化植物園もそれほど花の多い時期とはいえない。それでも、ウォーキングしながら見て回ると、こんな花との遭遇が楽しめる。

   📷2022年6月17日:ナツメの花は蜜の味!?

 何だろうと思った。名札によると、クロウメモドキ科の落葉高木の仲間、ナツメ(棗)とのこと。
 もちろん、ナツメの実であれば見たことがあるのだが、花の時期には遭遇したことがなかったのかな。
 訪問者の一人、蟻さんと比べて頂ければ、どの程度の大きさかは自明であろう。

   📷2022年6月17日:噂によると、ミゾカクシが暴力的に増えるのだという!?

 溝を隠すほどに蔓延ることからの命名のようだ。キキョウ科ミゾカクシ属の雑草・ミゾカクシがこれである。
 もう一つ、別名として「アゼムシロ(畦筵)」があるが、これも田の畦に筵を敷いたがごとくに繁殖するからだというのだから、折り紙付きの繁殖力の持ち主ということになりそうだ。
 な~んて、偉そうに講釈を垂れてはいるが、実は、間近で見たのは初めてかもしれない 汗
 でも、この特徴のある花柱には、いろいろな所で遭遇している。サワギキョウであったり、ロベリアであったり、イソトマやスカエボラなんかもにも似ている。いま列記した花々はキキョウ科ばかりではないのだが、花柱がこの形状になる何らかの理由が潜んでいそうな気がするのだが・・・。

   📷2022年6月17日:ハナイカダ(花筏)である。これも、見立てで名前が決められた植物の一つなんだね。

 ハナイカダ(花筏)は、モチノキ目ハナイカダ科ハナイカダ属の落葉低木である。
 いや、実は、この木本もじっくりと眺めたことはなかった。出来得るならば、花の時期にこそ見たかったと思う植物の一つだ。だって、花の乗った葉を筏に見立てたというのだから。



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4 コメント

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ゲンペイシモツケ (ninbu)
2022-06-20 22:44:12
kiteさん、こんばんは。
ゲンペイシモツケ、見事に開花してますね。
紅白が一緒に咲いていて、とても綺麗です。
やはり、地植えだと花付が良いのでしょうか?

わが家のゲンペイシモツケもやっと、小さな蕾が2つほど
付いてきました。このままkiteさんの写真のように開花
してくれると良いのですが・・・。

それと、諦めかけていたメガネツユクサの芽が3個ほど
出てきました。順調に育ってくれると良いのですが。
ただ、心配なのはハイビスカスロバッツです。
今日現在、芽が出ていません。ただ、しいちゃんのブログ
で、5月中旬に種を撒くと8月頃には咲くと書いてあったので
まだあきらめずに期待したいと思います。(^.^)
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シモツケは奥が深そうですよ! (Kite.com)
2022-06-21 16:16:52
黄金シモツケ ライムマウンド、黄金シモツケ ホワイトゴールド、アメリカテマリシモツケディアボロ&サマーワイン、……、etc. この子たち、花ばかりか葉も凄いんです。そう、いわゆるカラーリーフってやつです。シモツケって、本当に奥が深いようですよ。

Ninbu さん、こんにちは。

ディアボロ、初めて見たのは2018年6月、軽井沢千住博美術館でのことでした。
いや、ここ、実は、数々のカラーリーフの植物たちが美術館の周囲にレイアウトされているのです(NHK_趣味の園芸 → https://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_mo_diary_detail&target_c_diary_id=475694)。
それを知って以来、美術館よりその周囲に植栽されている植物目当てで何度か訪れたほどです。
ここのミュージアムショップでは、「カラーリーフガイドブック」が販売されています(http://senju-museum-shop.net/?pid=88269309)。これも、結構参考になりますよ。
あっ、そう、そう、同敷地内に隣接されているブランジェ浅野屋、パン屋なのですが、ここもいいかも、です。

だいぶ横道に逸れてしまいましたが、シモツケってそんなにヤワじゃないようですんで、きっと美しく咲いてくれると思いますよ。

ツユクサやハイビスカス ロバツス(本名はハイビスカス・カエルレスケンス・ベウィラニエンシス:http://www.zoezoe.biz/2010_syokubutu/ka_0_a/105_aoi/hibiscus/caerulescens.html)なども、基本的にとても強い子です。見守ってやってくださいませ。
返信する
Kiteさん、こんばんは。 (しいちゃん)
2022-06-21 21:41:08
今日は朝から降り出して殆ど一日降ってました。
こんな日はユックリと思ったのですけどね。
5月に植え替えなきゃいけないサツキ植え替えましたよ。
来年のお花は望めないかも💦
ゲンペイシモツケ綺麗に咲きましたね。
家の子は細々と、そうでしたか、一回剪定したらもっと綺麗に咲いてくれるかな?
ホザキシモツケ聞いたことありますが実物は見たことありません。
何んとミゾカクシが初めてとは。
そういう私も近くに咲いていたのにみん花時代に見つけられなくて。
皆さん写真お上手だからイメージが違って見えました(笑)
今は毎日見ています。
一回位撮ればいいけど、もも香の散歩なのでなかなか思うように撮らせてもらえません。
返信する
見落とし、結構あるようですよ 汗 (Kite.com)
2022-06-22 09:46:16
湿度が80%あります。
じっとしていると昨日より過ごし易いのですが、ちょっと動くともういけません、じっとりと汗が💦

しいちゃん、おはようさん。

未明まで降ってましたが、いまはあがっているようです。
それでも、いつ降ってもおかしくないような空模様、今日はブラ散歩は中止かな。

そうですか、しいちゃんちは盆栽などの鉢物も多いから大変ですね。
でも、それぞれがお世話のし甲斐のあるメンバーばかりだから、園芸作業も楽しいのでは。

まだまだ経験が浅いせいか、いろいろなところまで配慮が行き届きません。見てるようで見ていないのかも。
そして、思い込みも激しいのかな? これだと思ったら、その沼にはまってしまいます。遮眼帯を付けられた馬のようではありませんか。まっすぐしか目に入らない状況となってしまうのです。
だから、そこここに結構見落としがあるのでしょうね。意外と身の回りに貴重な草々が潜んでい、こっち向いてと誘っているのかもしれません。

もも香ちゃん、元気になったのかしら。お散歩でもお転婆ぶりを発揮してるのかな。そう、ヒト属も、ペット達も、もちろん植物もですが、生きとし生けるもの、健やかなのが一番ですね。

コメント有難うございました<(_ _)>
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