Kite.comの花を探して毎日ブラ散歩!

今日もカメラ片手に、日常の中の非日常を探して彷徨ってます。猫の額でも、ほんの少しですが季節の山野草と戯れています。

ブラ散歩で野辺の花を撮る Appendix:滴を纏ったタンナワレモコウ

2023年05月17日 15時20分00秒 | みんなの花図鑑
 📷2023年5月17日:平野の森にて
 キイチゴの仲間の実(クサイチゴの実かな)
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 📷2023年5月17日:平野の森の北辺の小道にて
 ナワシロイチゴ(苗代苺:バラ科キイチゴ属)
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 一所懸命咲いたキイチゴが、いま、稔りの時を迎えている。
 かつて、みん花時代に、散歩には必ずミネラルウォーターのペットボトルを携えて歩くのだという方がいらっしゃった。そう、熱中症予防には適度が水分補給が欠かせないね、と申し上げたら、いや、これは路傍の草や実を洗浄するための水であると仰った。
 なるほどと頷きながら、1、2度、このような時期に、キイチゴの実をもぎり、ペットボトルの水で洗って食ってみた。
 う~んっ、どんなもんだろうか。それ以来、洗浄用の水は持ち歩いていない。
 クサイチゴの実もそうだが、ナワシロイチゴの実は殊の外美しい。小粒のルビーのようだぜ。

 📷2023年5月17日:平野の森の北辺の道にて
 キュウリグサ:(胡瓜草:ムラサキ科キュウリグサ属の越年草)
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 昔は、もうちょっと上手く撮れたのだと思う。
 いまはシャッターを押すと支え手の押さえ効かず、シャッターを切ったと同時にカメラが首を振る。
 このキュウリグサのように小さな花の場合、手振れが写真に致命的な結果をもたらす。副花冠のくびれが不鮮明だね。もっとしっかりとホールドしないといけない。

 📷2023年5月17日:S台中央公園にて
 ドクダミ/八重:(蕺/八重:ドクダミ科ドクダミ属の多年草)
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 📷2023年5月17日:ここで、この花に出会えるとは?
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 S台中央公園は、県道126号線に出ようとする交差点に面している。行き過ぎる人も多い。そんな公園ののり面に、このドクダミの八重が咲いていた。
 誰かが植えたのか? 通りすがりの誰かが、この公園の植生を乱そうとして。
 天からの恵みが実を結んだのか? 新たな生態系を目論んだ神の手による悪戯とか。

 Appendix:滴を纏ったタンナワレモコウ

 📷2023年5月17日:タンナワレモコウ
 (丹那吾亦紅:バラ科 ワレモコウ属の多年草)
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 雨上がりの朝などに、このような自然の悪戯を目にすることがある。

 子宝草とか、クローンコエなどと呼ばれるセイロンベンケイソウの仲間がいる。
 そう、葉の縁に小さな子供の葉をびっしりと育むあの不思議な葉のことだ。

 葉が蒸散作用の一環として水滴を迸らせる現象と、葉が自ずから葉を産み出す現象と、いずれもが欠くべからざる植物の生理現象なのだろうが、なにか偶発的とは思えない縁のようなものを感じるんだ。



コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (るみ)
2023-05-22 11:20:34
葉の縁についた水滴が美しすぎます。
いつもきれいな写真を見せていただき、ありがとうございます。
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朝には常ならぬ光景が! (Kite.com)
2023-05-22 19:46:46
るみさん、こんばんは。

これは、意図して撮ることのできない光景ですね。
朝一で小さな庭を巡回し、常ならぬ景色を探します。
小さな庭だけに、数分の作業ですが、こんな状況に出会うと、じっくり撮らざるを得ませんよね。
はい~、僕は、見つけてシャッターを押しただけ。
タンナワレモコウが創作したアートに拍手、有難うございました。
その場を提供している者として、嬉しさいっぱいです。

コメント有難うございましたm(_ _)m
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