このチドリソウは、こぼれ種から孵化した。
小庭の方で、今年地植えにしたミヤコワスレと寄り添いあい、支え合いながら咲いている。ヒト属も見習わねばなるまい。
天涯の花である。2019年の春、長野・上田の山野草店から連れ帰ったのであるから、猫の額での生活は4年目となるのかな。今年も、いまのところ順調に育っているようである。
ただ、これからが問題だ。今日も、30度を超えている。照りつけるというより、暑気を孕んだ風が体を嘗めていく。これは、草本にとって、ましてや山野草などと一括りにされてるジャンルの草々には堪えられない環境ではないだろうか。
米国には地球温暖化なんてフェイクニュースだなどと戯言を吐いた老政治家がいたようだが、日本では着実に生態系が変化していることが窺える。
無理なのかな、この地で山野草を育てるなんて、こんなことを真剣に考え始めている。
センニンソウの仲間はつる性であることが多い。ところが、このクサボタンは絡みつくことを潔しとしない。独立独歩で生きている。あっ、もっとも草本だけに、歩くことはしないがね。
実は、3~4年前、緑化植物園で催された山野草店でこのクサボタンを連れ帰ったことがあった。簡単だろうと思ったのだ。
ところが、案に相違して、あっという間に☆彡にしてしまった。何故? 己の未熟さを痛感した。
その翌年だったか、通販カタログでクサボタンを見つけ、一も二もなくポチったものである。
それから2年ほどたつが、やはりびっくりするほど頑健だ。昨年、地植えにしたが辺りを圧する強勢さに、廻の植物が辟易している。
ゴゼンタチバナもリベンジ組だ。どうしても、実を、秋に熟した真っ赤な実を見てみたいのだが・・・。
ダメかな? こんな状態じゃ。。。
Appendix:マツムシソウは、ただ一日で変貌する!
📷2023年5月17日6時45分:スカビオサ/西洋マツムシソウ (西洋松虫草:マツムシソウ科マツムシソウ属の越年草・多年草) (画像をクリックすると大きな画像が表示される。{戻る}ボタンで元のページに復帰) |
昨日のこと、おっ、やっとヤル気を出したじゃないかと1枚撮っておいた。
なんのことはない、今日、しっかりと開花してしまった。
花など、一日で、その様相が変わってしまうことがある。
びっくりしてはいけない。ヒト属などは1時間で気持ちが揺らぐことなど珍しくないのだから。
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