フィギュアの整理をしているうちに、要るものをまとめていた一角が、なんとなく良い雰囲気になっていたので
ついつい撮ってしまった『1枚』なのですが・・・・・
なんとなく雑な感じのなかに『雰囲気』があるような・・・・・
んで・・今は?というと・・そこに『まったり感』を出して見ました。
雑念が入ると・・・『雰囲気』が無くなってしまったのは、何故・・・・・・
さて・・本題に戻りまして・・・
キャブレターが戻ってくる間に、分解した部品を見ることにしました。
というのも・・・本日、帰ってくる『キャブ』をうまく元通りに出来るのか・・
とても心配だからというのも、ありますが・・・ふと分解した部品を見てみると・・・
このピンは『ジェットニードル』というのですが・・・写真の通り、汚れてるというか
カスが固着しているのです。
もう1個も見てみようと・・・早速、『リアLキャブ』を分解してみます。
まずは・・・4本の『パンスクリュー(ボルト)』をドライバーで外して・・・
ゴムパッキンのゴムが固着しているので・・・優しく、ハンマーで振動を与えます。
コンコンと2~3回叩くと
あとは簡単に・・・『パカッ』と『フロートチャンバーカバー』が外れます。
パッキンなのですが・・手で剥がす際に新品に比べて、弾力性が無くなっているので・・・・
やはり、取り替えた方が良いと思います。
『フロートチャンバーカバー』を外しても、飛び出すものは無いのですが・・・
やはり、ゆっくりと・・・・
すると、中身は、この様な感じになっております。プラスチック部分が『フロート(浮子)』と
呼ばれているもので・・・・・
『バネの力』と『燃料の浮力』でチャンバー内に燃料を送ります。
例えば・・・燃料が足りなくなると、フロート(浮子)が
下がって・・・栓が開いて、燃料が入ってくる・・・逆に燃料が一杯になると
フロート(浮子)が上がって・・栓が閉まる・・・
という感じです。『栓』なのですが・・・フロートを固定している『ピン』を
外すと見ることが出来ます。
『ピン』は工具を使わなくても、手で簡単に抜き取ることが出来ます。
工具は傷を付けてしまう可能性があるので・・・ここは、やはり手で・・・・・・
すると、フロートに引っかかっている『ゴールド色』の部品が見えますよね?
これが栓(正式名称は バルブシート)です。
この栓がフロートの上がり・下がりで開閉するのです。
この燃料の経路は・・『フューエルポンプ』で送られてくる燃料を・・・・
『フューエルジョイント』と呼ばれるキャブ同士を結ぶ、燃料パイプを経由して・・・
キャブの入口に・・・・・
キャブに入った燃料は、フロートにより『フロートチャンバー』内に入ります。
入った燃料は、『バキュームピストン』に引かれて・・・・・『キャブレター』内に入るのですが
『バキュームピストン』とは、この部分で
このゴムの先には、針が付いていて・・・一番先に、説明した・・・・
この部分です・・・・・実際に、この『バキュームピストン』の動きを説明します。
バキュームが働いていない時は・・こんな状態です。
バキュームが働くと・・黒いプラスチック部分が右側に後退して・・・・・・
ピストン部分が見えてきます。
同時に、先ほどの『フロートチャンバー』に入った燃料が・・・・・
矢印の様に流れて・・・キャブレター内に入って来ます。ピストンの針の隙間から入ってくるので
霧に近い・・・本当に微少の燃料が入って来ます。
キャブレターから、エンジンの燃焼室へは『キャブレター』についている・・・・
このバルブで『燃料空気(燃料を含んだ空気)』を調整します。
『スロットル(アクセル)』を開くと、下の『開閉弁』が開きます・・・・
通常は、この様に閉まった状態で・・・・・・・
『スロットル』を開くと・・・・この様に『開閉弁』が開きます。
この流れをうまく説明した本がありましたので・・・図を使って説明しますと
『キャブレター』のしくみは・・・この図の通り・・・
『バキュームピストン』と負圧の関係は・・・この図の通り・・・
最後に説明した『開閉弁』については・・・この図の通り・・・です。
なんとなく本物を見ながら、本を見てゆくと、その働きや動きが解ります。
これが・・V4のVFRが4組付いてます。
ということで・・・・今日は、ここまで・・・・