VFR800は乗り物です!

その名の通り、VFR800について広く浅く知ってゆこう!というブログなのですが・・脱線が多いです・・

実践!!フルードを抜く その①

2008-04-29 16:40:10 | VFR800P改造 ブレーキ編
話は戻ってしまうのですが『ブレーキフルード』を
実際に抜いてゆく作業手順を説明します。

まず、フルードが、こぼれても良い様に
水(または水の入ったスプレー)と雑巾を用意します。

(+)ドライバーでネジを外し、蓋を開けます。

 

ネジが・・・ネジの塗装が若干とれているのが
『フルード』の影響か?と考えると
恐怖感が増します・・・・・

次に、プラスチックの蓋をゆっくりと外します。



透明のゴムが一緒に外れようとしますが、
外れると同時に『魔の液体』が出そうになるので
ゆっくりと・・・・



次にゴムのカバーを外すと、液体が見えます。
(このゴムのカバーが『ダイヤフラム」です。)
この、ドロッとした茶色の液体が
『ブレーキフルード』です。



下から抜くのは、手間が結構掛かるので
見える液体は、注射器で抜く方法もあります。

ブレーキフルードを抜く前に・・・

2008-04-28 10:37:39 | VFR800P改造 ブレーキ編
話が前後しますが、『クラッチホース』を外す前に
ホース内に入っている液 → 『ブレーキフルード』を
抜かなければなりません。

 

その前に『ブレーキフルード』について
再度、勉強したいと思います。

ハンドルの左右についている、この四角い部分!!



この四角い箱をクラッチ側を『クラッチマスター』と言い、
フロントブレーキ側を『ブレーキマスター』と言います。
(正式名:『マスター』=『マスターシリンダー』)

 


この横には、中身が見える窓が付いてます。



この中身が、ブレーキフルードです。
名前はブレーキフルードと言いますが
クラッチ側にも入ってます。

マスターの構成は、下の写真の様な
感じです。



9番の鉄製の蓋を外すと、11番のプラスチック製の
プレートがあり、12番のダイヤフラムが、あります。





クラッチのホースを外す

2008-04-27 00:35:58 | VFR800P改造 ハンドル編
左右のスイッチ関係の配線(余長伸ばし)が完了後に
行ったのが、クラッチホースの取替えです。

(注意!)後日、ギャング製の延長ホースを購入することになったので、
ギャング製を購入の方は『フルード抜き』のみで良いです!!

 写真は「ギャング製 延長ホース」



この作業の前に、パッキン(バンジョーボルトの
パッキン)と、水と、フルードの抜き取り工具
を用意しました。
パッキン → ワッシャーオイルボルト 90545-300-000 1個 130円
               (平成11年版 パーツリストより)



写真(上) 右が普通のボルトで、中央がバンジョーボルトです。中が空洞になっていて
ブレーキフルードが流れるようになってます。 左のワッシャーがパッキンです。

一番、役に立ったのが『水』です。
やはり、フルードのこぼれの際に、威力発揮です!



 
写真(左)がフルードです。 いろいろな規格がありますが「DOT4」を
一般的には使います。ホームセンターで売ってます。 写真(右)は注意書き



フルードをこぼしたままにすると、写真の通り、塗装が剥がれます。



出来れば、水をスプレー容器に入れておくか、
取替え後に洗車を行うことをお勧めします。



 

写真のクラッチホースは、RC49用のものです。
長さは、ゴムホース部分で104cmあります。
市販車で90cmなので、14cmも違いが
あります。 アップハンドルにする場合は、この長さ分の
ホース余長が必要となります!!



さて!フルードも抜いたし、バンジョーボルトを
外そうとしたら、写真の様に、六角が入らなく



・・・・横のセンサーを外してからの作業と
なりました。



センサーを外してから、バンジョーボルトを
外して・・・・・



スルスルッと、ホースを引っ張ってゆくのですが
この時は、ホースが、どの経路で来ているのかを
覚えておく必要があります。

自信が無ければ写真を撮るか、ホースの末端に
ビニール紐を付けて、引っ張れば、
ホースの経路が、ナゾれます。

電装関係について

2008-04-15 10:34:09 | VFR800P改造 ハンドル編
ハンドル周りを改造するに当たり、問題なのが・・・

  ①ブレーキホース

  ②クラッチホース

  ③アクセルワイヤー

  ④電装関係(右・左スイッチ配線)

  ⑤電装関係(ホーン配線)


なのですが・・・





以外や以外、④の電装配線(右・左スイッチ配線)

は改造しなくても、現状の配線でカバー出来る

みたいです。


配線の留めてあるインシュロックを外し

メーターにてまとめている配線の余長分を

スルスルと伸ばすと完了でした!!






R側グリップの取外し

2008-04-11 16:21:22 | VFR800P改造 ハンドル編
R側のグリップは『スイッチセット・スターターキル』
に喰い込んでます。

 

この2本のワイヤーを外す事により、ハンドルから『グリップ』を
取り外すことが出来ます。

 

まず、写真(下)の六角ナットを緩めて
ワイヤーを緩めて外した後に



『スイッチセット・スターターキル』の下部から
アクセルワイヤーをスルスルと抜いた後、
ハンドルからグリップを外します。

ハンドルグリップの取外し

2008-04-10 14:53:42 | VFR800P改造 ハンドル編
純正である『セパレートハンドル』の構成部品は
下の写真の通りとなっております。

 

この『セパレートハンドル』は、写真の赤丸の
ボルトで、『フロントフォーク』のパイプに
固定されております。

 

ハンドルグリップ(ハンドルのゴムの部分)は
ゴム系の接着剤で付いております。

今回は、別のハンドルを使うので、グリップ部分の
転用はありません。というのも、グリップの長さが
VFR800のセパレートと、バーハンドルでは
異なるからです。

 

写真(右)の通り、そのままセパレートハンドルの
グリップを使うと寸足らずで、ちょっと間抜けに
なてしまいます。

ので・・・グリップは予め購入が必要です。
パーツ番号は

①53165-MR5-000 グリップRハンドル
②53166-MR5-000 グリップLハンドル
③88130-MB6-620 カバーロックナット

です。

ちなみに③はアクセル側のワイヤーを
引っ掛けるローラーみたいなものです。
(グリップ内に付ける筒状のものです。)

グリップの取外しについてですが・・・・
今回は再利用が無いので



ドライバー(細め)で、コジッテという方法も
あるのですが、とあるカスタムの本では



高圧エアーで、『プシュッと』とる方法もあります。
と書いてありました。一度、お試ししてみてください。




サイドカウルの取外し その⑤

2008-04-09 22:23:04 | VFR800整備
最後に、『ボルトカウルセッティング』を取り外します。


取り外すと、こんな形になります。


※写真は作業完了後の写真です。(作業中の写真が無いので、すいません。)


ここからの作業も長くなりますので、カウルやビスの

保管は慎重に行いましょう!!

カウルを何気なく『ポン』と立てかけて置くと

風で倒れて傷をつけたり、ビスが風で飛ばされたり

・・・・悲しい思い出となってしまします。

サイドカウルの取外し その④

2008-04-08 19:58:13 | VFR800整備
次に『カウルインナーハーフ』を取り外した後に、

下部の『クリップトリム』を2箇所取り外します。



この、『クリップトリム』は、+のドライバーで

取外し・取付けを行います。

 

カウルの穴の部分が、重なったところに

ヒネリながら、押し込むと・・・・・



『クリップトリム』が開いて、カウルを

固定します。




ちなみに部品番号は

クリップトリム 部品番号 90683-GAZ-003
クリップボディ 部品番号 90683-MBW-003

サイドカウルの取外し その③

2008-04-07 23:54:51 | VFR800整備
話が、また脱線してしまいましたが、もとに戻して

 

どんどん、外してゆきます。外したら、『例の、お皿に』



『アッパーカウル』と『サイドカウル』は

全部で、3箇所のビスで固定されております。


参考までに・・・

ビス : スクリューパン 5×20 部品番号 90103-MGB-000
ナット: ナットカウルセッティング 5㎜ 部品番号 90111-KW3-003



次に、『カウルインナーハーフ』との固定ビスも

取り外します。ここは上下左右で、4箇所あります。

ですが・・・・・



ここが、非常~に外しづらい!!『短めの六角レンチ』

があると、便利なのですが・・・







サイドカウルの取外し その②

2008-04-06 15:23:14 | VFR800整備
『サイドカウル』の取り外しにも、たくさんの『ビス』を

取り外します。取り外した際は、マグネットの皿



が、役に立ちます!

まず、『パネルメーター』の『スクリューパン』を

取り外します。




取り外しには、『六角レンチの6㎜』を使います。



もう、一本も取り外します。



この、『スクリューパン』は、下の写真のゴム製の

『ナットカウルセッティング』と、1セットで

使われます。




『ナットカウルセッティング』は。裏側を見ると・・



金属のナット部分が、くっついており、

ボルトを締め付けていくと



ゴム部分が膨らんで、カウルをガッチリ固定します。

良く考えられた優れものです。