ホームコンじゅく鎌倉教室 にこにこ日記

ホームコンじゅく鎌倉教室のオーナーが、
つれづれなるままに書いています。

今週末はいよいよプチデジカメピクニック(三渓園)です2 (風景切り取り編)

2013年11月29日 23時07分27秒 | プチ・デジカメピクニック

当日は、光があれば輝く紅葉が撮れるけれど、光っていなければどうするか? モチベーションが下がっちゃいますか?
いえいえ光っていないときこそ、紅葉の本来の色、美しさが撮れるのですよ。

何よりも、「風景をカメラを通して切り取る」の腕の見せ所なのです。それが写真の楽しさだと、僕は思っていますがいかがでしょうか。
ぼーっと眺めていれば気が付かない、だけれどよーく見てみれば、世の中は実に美しいものにみちあふれている。そんな美しいものを見つけ出してあげる。とても楽しい作業です。

かつては、写真なんか撮るとそれに影響されてかえって風景を感じることができないと思っていましたが、今ではむしろ逆だと自信を持って言えます。
1つのものをじっくり観察して撮ることによって初めて見つけられる喜びと言ってもいいかもしれません。風を感じ、季節を感じるんですよね。大げさに言えば生きている喜びを感じているといってもいいかもしれません。教室では、そんな楽しみを発見してもらいたいのでピクニックを企画しています。
もちろん、そんな写真が、パソコンの力を得て、さらにパワーアップすることは言うまでもありませんね。

<落ち葉編>

<おんなじような風景ですが>

おんなじような風景ですが、葉っぱの入り方によって(風景の切り取り方と言い換えてもよいです)イメージが変わります。

 

 
すぐに撮ってしまうだけでなく、ちょっと前後左右に動くだけで、木の入り方は大きく変わります。
どれがいい、悪いではありませんが、「ちらっと」葉っぱなどをいれるワザ   は、
テレビのドラマやニュースなどでもよく使われていますね。
こんな風にじっくり撮ることを、普段はあまりやらないかもしれませんが、
そんな方のためのピクニック。ちょっとした違いですがこだわりたいところです。

 

 
上の2枚は何が違うかわかりますか? 
左は目の高さからの撮影、右は地面にカメラを置いての撮影です。
地面に置くと、いつもと違った新鮮な見え方になりませんか?

 

最後は<紅葉と三重塔>


三重塔はいろんなところから見えますが、是非うまく紅葉と絡ませて撮影してほしいですね。
まさに腕の見せ所、風景を切り取る感じです

素敵な写真を楽しみにしております。

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今週末はいよいよプチデジカメピクニック(三渓園)です1 (逆光編)

2013年11月29日 00時54分10秒 | プチ・デジカメピクニック

紅葉の撮影で特に気を付けるべきことを大きく分けて2つお伝えします。

1つは授業でも言いましたが光のことです。
当日は今のところ晴れの予報ですが、晴れた場合にとても大切です。

光輝く紅葉に逆光は絶対です! 授業ではわかったようにしている方でも意外や意外、勘違いしていることがあります。

1つ目は・・・
逆光と思っても実は逆光になっていないというケースが意外と多くありました。単に明るくなっているから逆光ではないですよ。太陽に向かった方向に撮影するのです。
当然、地面すれすれの葉っぱ、花を逆光で撮影する(下にあるものを太陽に向かって撮影する)のは難しいので、目線ぐらいからやや上方の紅葉を狙います。

2つ目は・・・
無意識に逆光を避ける傾向があります。逆光になると必ず「そっちは逆光よ!」という声が聞こえてきます。現在のカメラの常識は「逆光は積極的に使え!」です、

3つ目は・・・
逆光であっても、もともと暗く見えているところが明るくなるわけではありません。見た目にも輝いているところをとるのですよ。分厚い花や、葉は逆光でも透けて見えません。木、全体が逆光で輝くケースはそれほど多くはありません。そんなときはきれいに輝くところだけを写せばよいのです(風景を切り取るということですね)

光輝く紅葉のサンプルです

 


こんな輝く紅葉も、順光で撮れば茶色っぽく見えるんですよ。
右上のほうに太陽そのものが見えていますよね

 

 


紅葉が美しいのは赤だけではないですよね。
光輝く葉の背景がやや暗いところを選べば、より暗く背景は写ります。
実際には写真ほど背景が暗いわけではないことがポイントです。

 

 


これだけ輝いている紅葉を撮ると、実は少々黒ずんだ感じに撮れてしまいますので
撮影の時に気付けば露出をプラス もしくは 画像修正で明るくします。

 

つづく

 

 

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