情報Iの問題及び解答がでてきましたね。
じっくりやっていくとまた違うかもしれませんが、元SE、情報I非常勤講師、子供プログラミングで指導しているものとしての印象を語りたいと思います。(ブログ側のトラブルでしばらく投稿できなかったのでFBに投稿、後日同内容で、ブログ投稿しました)
<第1問を見て感じたこと>
純粋にいわゆる情報の問題かな・・・
<第2問を見て感じたこと>
A(スーパーのレジの問題)
これはまさにシステムを作る側の視点を問うている。よく読めば、それほど難しいものではないが、日常的にシステム開発的な発想をしているかどうかが問われているのではないか。
B(用意するお札の種類および枚数のシミュレーション)
情報Iの教科書を見ると当初想像していた以上にエクセルによるシミュレーションが問われている。これもまさにそれ。エクセルをシミュレーションの道具として使う練習が不可欠であると感じた
<第3問(プログラミング)を見て感じたこと>
やはりゲームとは全く別物の実務に近いプログラミング。いろいろヒントがあるので、解くことはそれほど難しくない印象。
<第4問(グラフの問題)を見て感じたこと>
表からグラフを作ることを日常的にやっていないと、こういう問題は解けないのではないか?
情報Iの教科書を最初に見たとき、いかにグラフを使って分析する力が求められているかに驚嘆したが、まさにその力が求められているということだろう。
<全体の印象>
知識問題というより、いかに情報・ITが(システムと言い換えてもよい)が日常生活に結びついているかという観点で勉強する必要があると感じた。
ヒントがあるので、そこまでの専門性は必要ないと思うが、視点はあきらかに作り手側の視点が求められている。使う側から作る側の視点で、単にキラキラ技術を追い求める試験ではないことが改めて確認できた。
映像授業やAIなどによる勉強方法が多く提唱されているが、本当にそれで対応できるのだろうか。
システムを作ったことがある人が教えないとなかなか伝わらないのではないかというのが偽ざる感想である。
後日もうちょっと分析してみようと思います。
問題はコチラ
予備校の解説はコチラ
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます