生徒さんから、エクセルを開くと以下のようなメッセージが表示され、このままではエクセルが使えなくなりそうだという連絡がありました。
確かにこんなメッセージがあれば、使えなくなると当然思うし、プロダクトキーを入力してやっぱり変わらないメッセージが表示されたらOfficeを購入しちゃいますよね(12,744円/1年間 soloの場合)
しかし、この生徒さんのオフィスは確か「Office Personal Premium プラス Office 365 サービス」だったはず。
「Office365サービス」の分は確かに1年限りだけれど、ワードとエクセルに関しては、そのPCを使っている限り、ずっと使える権利です。正確にはコチラをご覧ください。
おかしいですよね?
最近は、笑いごとでなく、スマホ契約、ネット料金など、油断しているとお金をとられてしまうサービスが多すぎます。
今回の正解はもちろん、
「ワード、エクセル」は最新の状態で、ご使用のPCが壊れるまで使える」
です。
問題は、この状態からOffice365サービスの延長をしないで、ワード、エクセルのみを使える状態にするのが、画面を追っていくだけでは非常に困難なことです。訳が分からず、Office365のサービスを延長してしまうケースが多いのではないでしょうか?
(ネット上の対応方法をみても、誤解しているような表記が非常に多いです)
最初のメッセージも、
「EXCELのほとんどの機能が無効になります」ではなくて、
「Office365サービスの機能が無効になります」が適切ではないでしょうか?
さらに、「ワードとエクセルのみ引き続きお使いの場合は、ここをクリックしてください」などの案内がないのは非常に不親切で確信犯的な臭いを感じます。
みなさん、お気を付けください。
なおOffice365サービスとは以下の3つです。
・ モバイル用Officeアプリを2台のタブレットおよび2台のスマートフォンにインストールして、全機能を使用可能。
・ マイクロソフトのクラウドストレージ「One Drive」の容量1TB
・ マイクロソフトのインターネット電話サービス「Skype」を用いた毎月60分間の通話
特に、One Driveの容量1TBは、バックアップ代わりにもなり、スマホ、タブレットも併用している方には特にメリットもあるのですが、身の回りのかたで、これを理解して使っているかたはほとんどいらっしゃらないのではないでしょうか。
よくわからない機能に(それが故に文句もあまり出ないのも問題だと思いますが)、月々1000円以上のお支払い。OneDriveを普及させたい気持ちもわからなくはないですし、個人的にはメリットを感じて使っているのですが、強引で悪意すら感じます。
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