ホームコンじゅく鎌倉教室 にこにこ日記

ホームコンじゅく鎌倉教室のオーナーが、
つれづれなるままに書いています。

今週末はいよいよデジカメピクニックです4

2011年12月03日 20時06分35秒 | デジカメピクニック

天気はすごくよくなりそうですね。

最終回は、軌跡を撮る です。
いままでピクニックやってきて、一度は体験していただきたいと思っていた撮影方法です。
授業をしていて感じるのは、シャッタースピードを変える、シャッターを開けている間ずっと撮っているという感覚が伝わらないことです。

そんな感覚を一度でも味わえれば、しかもあまり大げさではなく・・・。
そんな場所があるのであろうか・・・・・ ありました!・・・ それが、今回のピクニックの場所「三溪園」です。

こんな写真が撮れます。これはコンパクトデジカメでも撮れます。

この例はシャッタースピードを1秒に設定しています。ということは、1秒間の水の流れの軌跡が写っているということです。上のほうにあった水が1秒後に下に落ちたとすれば、その流れた様子(軌跡が)がそのまま写っているということです。

1秒間停止してカメラをもっておくことなどできないので、必ず三脚が必要になります。(当日本部のほうで用意してくれるそうです)この感覚は花火を写す感覚に似ています。花火の写真も、肉眼で実際に見えている風景とは違うものをカメラはとらえています。一度は体感していただければと思います。

希望者の方には指南いたしますが注意を少々・・・
1.コンパクトデジカメでも撮れる可能性は高いですが、細かい調整は通常できません。機種によって、花火モード、星空モード、夜景モードなどを使いますが、いくら設定をしても日中に使うと、その明るさに合わせることを優先させるカメラもあり、やってみないとわかりません。
2.あまり質を求めないでください。
3.人数が多すぎると、三脚を立てると一般の方に迷惑がかかるかもしれません。中止せざるを得ない可能性があります。
4.本物の滝をみてがっかりしないでください。(実際の滝は、滝と言えないほどのものです (笑)!) ふつーの方はこんなところで滝はとりません。

少々言い訳がましいですが、少しでも楽しいピクニックになればと思っています。

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今週末はいよいよデジカメピクニックです3 (風景切り取り編2/2)

2011年12月02日 23時29分35秒 | デジカメピクニック

「風景を(カメラを通じて)切りとる」
この感覚が好きになってから、私の写真撮影が楽しくなったといっても過言ではありません。それがゆえに、この言葉授業でもよく使っています。

撮影がまだ身近ではない方にとっては、耳慣れないかもしれませんが、写真の本など、ごくごくフツーに使われています。 たとえばこんな記事や、こんな記事、こんな などはすぐに見つけることができます。
この感覚で撮影をしていただければ楽しさも倍増すると思っています。

今回は、風景の切り取りのもうちょっと具体的な例を2、3あげてみましょう。じっくり撮るといってもどうしていいかわからない方がきっといらっしゃると思うからです。


おんなじような風景ですが、葉っぱの入り方によって(風景の切り取り方と言い換えてもよいです)イメージが変わります。

  

 

すぐに撮ってしまうだけでなく、ちょっと前後左右に動くだけで、木の入り方は大きく変わります。
どれがいい、悪いではありませんが、「ちらっと」葉っぱなどをいれるワザ   は、テレビなどでもよく使われていますね。
こんな風にじっくり撮ることを、普段はあまりやらないかもしれませんが、そんな方のためのピクニック。ちょっとした違いですがこだわりたいところです。

 

 
上の2枚は何が違うかわかりますか? 
左は目の高さからの撮影、右は地面にカメラを置いての撮影です。
地面に置いたほうが迫力が出ませんか?
(これもハンバーグ構図です→エクセレント、わくわくの方)

 

 
今回の授業で、想像以上に縦撮影ができない方が多かったです。
「縦に長いものを撮るから縦、横に長いものを撮るから横」ではなくて、
「縦方向の広がりを強調したい」から、とか「横方向の広がりを強調したい」などと、
表現として使い分けをしてみましょう。
縦を使いこなすには、私の経験上かなりの練習が必要です。これは才能なんかではありません。
右の写真は、あえて全体を入れないことで力強さを出そうとしています。
全体をあえて入れないと力強さが出ることは多いです。

 

地味な写真が続きましたので、最後はちょっと鮮やかな切り取りを・・・


建物と紅葉をどの程度いれようか・・・

 


三重塔と紅葉をどの程度入れて、どこに配置するか・・・ 

あと一回続きます。

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今週末はいよいよデジカメピクニックです2 (風景切り取り編1/2)

2011年12月01日 21時01分11秒 | デジカメピクニック

当日は、光があれば輝く紅葉が撮れるけれど、光っていなければどうするか? モチベーションが下がっちゃいますか?
いえいえ光っていないときこそ、紅葉の本来の色、美しさが撮れるのですよ。

何よりも、「風景をカメラを通して切り取る」の腕の見せ所なのです。それが写真の楽しさだと、僕は思っていますがいかがでしょうか。
ぼーっと眺めていれば気が付かない、だけれどよーく見てみれば、世の中は実に美しいものにあふれている。そんな美しいものを見つけ出してあげる。とても楽しい作業です。
1つのものをじっくり観察して撮ることによって初めて見つけられる喜びと言ってもいいかもしれません。教室では、そんな楽しみを発見してもらいたいのでピクニックを企画しています。
もちろん、そんな写真が、パソコンの力を得て、さらにパワーアップすることは言うまでもありません。

まずは落ち葉編 落ち葉も十分きれいです


当日これがどこなのか、ぜひ探してみてください。
落ち葉が乗っかっていたら絵になる風景です。

 


しっとりした、落ち葉、乾いた落ち葉 どれもよーく観察すると美しい姿を見せてくれます

 


石の色、緑、そして落ち葉の色 どんな配分で風景を切り取るかは撮影者次第です。

 

 

これは古民家。
三溪園のどこにあるでしょう。この建物も切り取り方によって、いろんな表情を見せます



縁側が懐かしく感じたので、遠近感を出して強調してみました
(これもハンバーグ構図ですね エクセレント、わくわくの方ならわかりますよね)

 


これも撮影者次第でいかようにも撮れます。
何となくではなく、どこがいいと感じたかでフレーミングするのです。

 


昔懐かしい風景を、そっと覗いたようなイメージで撮ってみました。
柱をどの程度入れるかなど、腕の見せ所です。

 

 

念のためですが、これらの写真は一発で撮っているわけではありません。微妙に変えて何枚も何枚も撮っています。
ただその時に強く思っているのは、自分がどこに魅力を感じたかです。それがしっかり意識できていれば、どういう風に配置するかもある程度は見えてくるはずです。必要であれば3分割法を利用します。

まだまだ続きます・・・

 

 

 

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