8月16日 は、嶋七かまぼこの生まれ育った
吉原の夏の伝統行事、 「吉原 万灯ろう」。
我が家も、都会から帰ってきた友人、
舞鶴へお嫁にきて初めて見るという友人なども交えて、
家族と大勢で連れ立って、見物に出かけました。
「吉原万灯籠」は、昔クラゲが大発生し、
漁ができなくなり、海神様の怒りを静めるために
始まったと伝わる伝統祭り。
魚型の万灯籠に神火を点火し、川の中に立てて、
火のついた万灯籠をぐるぐる回転させる勇壮な火祭りです。
朝代神社から、ご神木の真っ赤に燃える松明をかかげて、
若者たちが大和橋を走ってきます。
川に入り、魚型の万灯ろうに神火を点火すると、
万灯ろうをそっと立てていきます。
その間も火の粉が落ちてきて、熱そう。
「がまんや、がまん!」という掛け声が聞こえてきます。
観客一体となった掛け声で、万灯ろうを持ち上げ、
ゆっくりと回転させていきます。
容赦なく降り注いでくる火の粉から身を守るため、
廻りの少年たちが、万灯ろうを支える人たちに
川の水をかけるのです。
「がんば~れ!がんば~れ!」の観客の声援の効果もあってか、
今年は、かなり長い間、まわっていました。
これで、今年も豊漁間違いなしですね。
最後は、この燃えさかる 万灯ろうに、
勇敢な3人の青年が上っていき、万灯ろうを倒します。
写真で、3人上っていく姿を撮影したのですが、分かりますか?
この後、万灯ろうが川の中に倒れ、終了です。
今年も、本当に、見ごたえのある「吉原万灯ろう」でした!
若者が少なくなっている吉原地区で、
この伝統行事を大切に続けてくださっている
保存会の皆さん、吉原の青年少年たちに、
大きな拍手を贈りたいと思います。
感動を ありがとうございました!!!
また、この行事を安全に行えるよう
ご尽力いただいている 消防団や消防署の皆様にも
感謝いたします。
いつまでも、この伝統行事が続いてくれたらうれしいなと思いました。
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