明日は明日の風が吹く

明日の事を今日悩んだって何にも解決しない
まぁ何とかなるさ!

よく眠るには

2010-04-11 19:25:46 | 日記
ビール飲んでサウナでヘロヘロになるまで汗かいては水風呂に入ってを繰返せば、床に就けばすぐに眠れるさ!
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盛り返す帝国

2010-04-11 17:23:38 | 歴史
長きに渡り守勢にまわっていたビザンツ帝国であるが、アラブからコンスタンティノープルを防衛しイスラムの脅威を振り払っていく。
今までローマ帝国としてイタリア支配に拘っていたのをスラブ世界に目を向け、バルカンを中心に国力を充実させる方向に転換する。

かつてビザンツを呪縛したローマの残骸を脱ぐことでビザンツ帝国としての発展の道が開かれる。

この時代においてビザンツが強くなりえたのは、封建制を採る当時の西ヨーロッパに比べ皇帝に権力が集中していたからであった。
おおよそ国家において権力は集権と分権の繰り返しによって極度の肥大化を防ぎ効率的な行政システムを模索するが、ビザンツにおいてはこの時代、まさに集権によって国力を高めたといえよう。

当然専制君主制においては官僚機構が充実していることが存続の秘訣になる。

ビザンツも官僚機構が張り巡らされた国家であった。そして、発展していく時期において中央の高級官僚は僅か600人程度だったのである。

官僚達は概ね優秀で、全国津々浦々の経済状態を把握し、少ない人数で土地の測量や税額の査定、徴税、台帳管理などなどを的確にこなしていた。

悪名高き肥大化した官僚機構がビザンツ帝国を食いつぶし腐敗臭を放つのはもっと後の時代である。

この時代のビザンツ帝国は中央集権のもとで小さな政府を実現させていたのである。

こうして外敵を振り払いながら国力を充実させた帝国はいよいよ外にその力を向け、帝国の栄光の時代へと向かうのである。
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