明日は明日の風が吹く

明日の事を今日悩んだって何にも解決しない
まぁ何とかなるさ!

結局わからなかった

2020-12-13 20:54:30 | 歴史
遠藤周作の小説「沈黙」で読んでて、キチジローはどうなったか?ってことが気になってた。

小説に書かれていたのは現代文で最終場面と思われがちなキチジローのコンヒサンの後に文語体で書かれた切支丹屋敷役人日記で主人公の中間として身を寄せたキチジローから禁制の品が見つかり、現代文では人間の弱さの象徴のようなキチジローが拷問を受けてロドリゴから貰ったものか問い詰められても口を割らなかったということである。その結果キチジローが拷問や処刑で殺されたか、役人側が根負けしたか読み取ることはできなかった。マーティン・スコセッシ監督のサイレンスでも当然キチジローの最終的な運命はわからないままである。

で、沈黙の声って沈黙を書き表すにあたっての背景みたいなことを述べているのが出てて買って読んでみたけど、この点は謎のまま・・・

ただ、興味を引くのはある大学の入試問題で遠藤周作の小説が取り上げられ、問として作者が言いたかったことは何か?として5択が提示されていた。遠藤氏は5つとも正解としたが答えは1つだった。そりゃそうだわなwでなきゃ試験問題として成立しない。が、ここで大事なのはその小説を書いたのは遠藤氏であって出題者ではない。
ここで一つ確信できるのは国語の問題でいい点数を取れることと原作者の意図を読み取れることは必ずしもイコールではないということである。ましてや記述の作文となるとなおのこと原作者の述べようという意図ではなく出題者の意図によって配点が決まるということであろう。

これが自然科学の特に計算問題ならば結果が正しく算出されているかでその問題の点数がもらえるかどうかが決まり、後は導出過程から、正解でも途中にNGが入っていれば規定に従って減点、間違っていても正当な過程を書いていれば部分点がもらえる。

そう考えると、キチジローの最期の正解は作者しか知らないのも道理であろう・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

迷いは

2020-12-13 20:20:04 | 日記
文字の乱れになって現れる。
それも簡単な文字に出やすい。

ちなみに写経をしたければ量販店やネットで買いそろえることが出来る。

ワンランク上の写経をしたければお寺ですると雰囲気も出る。ユーキャンだったらいい値段するけど、至れり尽くせりの教材が用意されていそうな雰囲気。ヨガもDVD6巻ですか・・・

ちなみに私はユーキャンを利用せずすべて店頭で買い求めた本で我流。ヨガも坐禅も写経も、そうそうジャンルは変わるけど電験3種も店頭で買い求め我流で来ましたね。尤も電験3種はもともと電気系出身なんで我流で当然でしたねw
ヨガ・坐禅で心身が少しでも良くなってきたら我流の伝授を誰かに無料でしてみたいですね。電験3種も我流の理解術を誰かに無料で伝授できる機会が現れてくれたらこれまた教えることを通じて自分の足りないところを知り、同時にメンタルヘルスにいいと思うんですけど、私に教わろうなどと言うもの好きが現れるとは思えません(笑)

観音経の写経は2時間半かかった。
不思議なことに書き始めるときに不安やイライラがあっても、写経している間は文字に集中できる。
ただ、不安や早く書こう、上手に書こうという気持ちが前面に出ると文字の乱れになって現れる。

写し終えたときに途中の文字の乱れを振り返ると、自分のメンタルの状態も分かってくる。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする