ビンディーマサラとはオクラのカレーの事。辛さと香りを控えめに・・・
禁断の味、ビーフカレーはヨーグルトとアムチュールを効かせて。
何故ビーフカレーが禁断の味かというと、ヒンディーは牛肉御法度なんですね。
パキスタン料理店ではビーフカレーをお目にかかれます。ただし、ハラルの店がほとんどなのでネパール料理店でおなじみのポークカレーはお目にかかれないです。
京都市内はヒンディー&ハラルですのでビーフもポークもありません。使われている肉はチキンとマトンですね。
ちなみに宗教的な禁忌でいえば、コーシェルになるとエビやイカも対象になってきます。
もし、ユダヤ教に改宗しようなんて乱心を起こすと、私の主な釣りものでトラウトやサヨリはいいんですが、あおりいかと手長エビはアウトですね。
「水に棲むすべてのもののうち、お前たちは次のものを食べることができる。すなわち海であれ川であれ、水に棲むもので、ひれとうろこのあるものはすべて食べることができる。しかし、海であれ川であれ、水中に群がるすべてのものや、また水に棲むすべての生き物のうちで、ひれやうろこのないものはすべてお前たちにとって忌むべきものである。それらはお前たちにとって忌むべきものであるから、その肉を食べてはならない。またその死骸も忌むべきものとしなければならない。水に棲んでいて、ひれやうろこのないものはすべて、お前たちにとっては忌むべきものである。」(フランシスコ会訳聖書 レビ記 11-9~12より引用)
迷信じみているといえばそれまでなんですが、確かに水産物であたるリスクの高いのはエビ・カニ・貝類・河豚などひれやうろこがないんですね。そういえばマクドの初代社長のおっさんが「みんなユダヤ教に改宗すれば世界が良くなると思ってる」みたいなこと抜かしてましたけど、年中無休でエビフィレオやベーコンレタスバーガーなど最初から旧約聖書の戒律を守る気なんかないって営業スタイルはどうだったんでしょ?まさか「口から入るもので人を穢すものはない、却って口から出ていくものこそが人を穢すのである」なんて抜かすんじゃないでしょうなぁw