3月にもなると来年度を見据えた動きがいろいろあるもんですが、いーずみ先生の新しい講座がスタートするみたいですね。
昨年は最初はビジュアルにつられた野郎どもと思しき連中が再生回数をやたら押し上げてたけど、下心をもって見てる連中が講義の内容についてこれなくなってだんだん少なくなってくるのが面白かったです。まぁビジュアルにつられて生物や日本史あたりだったら最後まで視聴してるんでしょうけど、あろーことか理科の中でも一番訳が分からん「物理」だったのが下心野郎どもにとっては不幸だったのでしょうw
【物理基礎 定期試験対策】単位・次元【計算】*
新しい講座のスタートは単位とディメンジョンですね。ま、数学と決定的に違うのは計算が崩れるとディメンジョンに矛盾が出ることが多くなるわけです。微積分といっても単位、ディメンジョンの世界では単純に微分は割り算、積分は掛け算です。ですから2つの物理量から別の物理量を求めるときに単位を見れば微分すべきか積分すべきかはすぐにわかるわけです。
そして計算が崩れていないかを見るコツとしてディメンジョンチェック、これはとっても大事なんです。ってことで来年物理で受験しようと思ってる人にはスタートとして実にいい内容の講義ではないでしょうか。とはいってもマークシートは選択肢のディメンジョンチェックで済むんですが、記述ではややこしい計算の途中で気づいたときに涙が出そうになる。それも一度や二度じゃないw
実際最近では電験2種って本質的には記述の試験を受けてたんですが、ディメンジョンが狂っていることに気づいてもそこからの修正能力が若い日に比べ格段に落ちてしまっているのです。で、何度も計算を崩しました。特に分布負荷の積分計算で多項式が狂って半泣き状態になったのはできるならば消去してしまいたい記憶の一つです(笑)
ホント、去年も思いましたが物理系の試験を受けるときにはこの方の口座で随所に述べられている基本的な考え方を学ぶってのは重要ですよね。ビジュアルだけに釣られてのこのこ動画を見に来るんじゃなしに・・・
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