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消しゴムの話の続き

2022-03-06 14:05:21 | 電験2種への遠い道のり

世の中の筆記試験はマークシートと記述式に大別されるがその違いは?と聞かれると

「鉛筆を転がしてご神託に従うのがマークシートで達磨の絵を描くのが記述」

ってところでしょうか・・・・

消しゴムの役割も記述とマークシートでは異なってきます。

記述式特に文章などを書かなければならないときは途中で間違いに気づいたときにばってんつけて続きから書き足すなどという手法は通用せず消しゴムで苦労して書き込んだ答案をせっせと消す羽目に陥ります。

 

思い返せば電験2種の最後に受けた記述試験の時でした。この試験、午前中に2時間、午後に1時間の試験時間があります。午前は6問出題されて4問、午後は4問出題されて2問選択して答案を書くわけです。単純に考えれば1問につき30分、落ち着くことが出来れば決して少なすぎる解答時間ではありません。

が、しかーし!!

私のような凡人が落ち着いて解きこなすことなどできず焦りが答案ににじみ出てきますw

さすがに同じ試験を受けるのも6年目ともなってくると諦観もあってかある程度落ち着いて解きこなせるようですw

で、午後の試験の時に解答を書いていると貧乏ゆすりとは少し振動周期の異なる振動が足元に伝わってきます。何だろうと思うと斜め前に座ってるおっさんが半泣きになりながら必死で消しゴムで答案用紙をごしごしこすりつけているではありませんか!とは言っても私は怒る気にも笑う気にもなりません。なぜっかって言えば私自身がそういったことを経験しているからに他なりません。本っ当に頭の中が真っ白になるんですw 傍から見れば面白い光景なんでしょうが本人にしてみれば笑い事ではありません。急いで書いた答案で途中に間違いを見つけたw答えが出せると踏んだ計算問題で計算が崩れて急遽別の問題に鞍替えするなど今思い返せば何かと愚かなことをしていたものですw

1問30分決して短すぎる時間じゃあない。かといってやたら確認を重ねて計算しても時間切れになります。まずは計算が崩れないように日々鍛錬を積んで、なおかつ各分野をなるたけまんべんなく演習しておいて棄て分野を少なくすることが必要なんでしょうね。山を張るってのはあまりいただけた行為ではありません。ちなみに6年目は山を張っていたわけではないですけど電気書院の「電気計算」って雑誌の2次試験模擬試験を解いてると結構当日類似する問題に出くわしました。この雑誌の編集って結構有能な山師の集団なのかもしれません(笑)

そして選択問題ってのは早合点で選ばず、すべての問題を俯瞰したうえでどの問題を解くのかを確信をもって選べるようにしておくってのも大事なことです。

 

って、振り返って一番災難だったのは消しゴムの消し跡はぎょーさんついてて、焦って書いてるから字はきちゃない、文章は雑な答案用紙を何年にもわたって拝まされた採点官でしょう。今思えば悪いことをしたなぁ・・・とおもいます(笑)

 

 


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