金魚世話係の日記(日常の小さな発見を金魚的な視野から探るナノ的な日記)

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情報力って何?-新聞の読み方

2005-11-23 12:05:16 | 情報力
今日はいい天気ですね.外はひんやりですが,休日の午後は暖かな陽だまりを散歩するのもいいかもしれませんね.
さて本題へ.

どうも新聞は苦手という人が結構います.確かに政治や経済などの問題は難しく,一面にその大きな記事が載っているだけで気分が重くなる気持ちはわかります.私も以前はそうでした.まずは社会面や家庭面などで身近な話題から興味のある記事を見つけていくことをお勧めします.

私も毎日のように新聞をくまなく読んでいるのではなく,時間が無いときはそのときに気になっている話題(テーマ)を探して,見つけたらその記事を読んでいます.たとえば社会面も違法建築の問題や,インフルエンザ,悪徳商法など気になるテーマはたくさんあります.そのときに知りたいものだけを読んでもいいのです

池上さんの著書によると,「新聞をただ読むのではなく,積極的に読みこなしていく,という方法も必要です。その際は,問題意識を持つことです」とあります.
ただ目的もなしに読むよりも効果的で知識として残ります.問題意識=テーマがあれば,興味も手伝って新聞を読み続けることができます.新聞を苦も無く開くことができるようになり,いずれ楽しみにもなります.
これは書店で本を探しているときも同じです.ただ単に面白い本はないかと探すよりも,テーマ(たとえばパソコン,旅行など)を決めて探したほうが題名が自然と目に入ってきますよね.
私の場合はインターネットのニュースで,新しいテーマを見つけて新聞の記事を探しています.

それでもテーマが見つからない方には,一面の下のエッセイがお勧めです.天声人語(朝日新聞),余録(毎日新聞),編集手帳(読売新聞),春秋(日経新聞)などがあります.これらは入試でもよく出題されるもので,新聞社の名記者が書いています.
そのときの話題や季節の話がコンパクトですが奥深く書かれていて,さらに新しいテーマを見つけることができます.ここを読むだけでも価値はあると思います.
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