彼方アツコの『テキトウ新聞』

日々の出来事やアート作品についてなどつぶやいております。

みちのく一人旅三日目

2023年09月04日 | 旅行記

三日目は弘前市内の観光です。

前の日に、「津軽弁を聞きたい、語り部をやっているところはないか?」

と思い立ち、検索したところ、ちょうどいい時間にやっていました

ただし場所はりんご公園という、歩くには少し遠い場所。

13時には絶対に市民会館に戻らなくてはいけないし、バスを使うのもややこしいし

ということで、レンタサイクルで移動することにしました。

暑さの中、自転車でスイスイと。「たのしーい♪」

まずはレンガ倉庫美術館へGO!

ここは企画展のみの美術館です。

大巻伸嗣さんのインスタレーションがとっても良かった

弘前れんが倉庫美術館 ー Hirosaki Museum of Contemporary Art (hirosaki-moca.jp)

 

休憩所の蔵書が充実していて、長居しようと思えばいくらでもいられる場所ですが、

方向音痴な私が地図を見ながら移動するので早め早めの行動が大事。

お次はりんご公園へGO!

ゆく道々でフォトジェニックな風景あり。

大阪屋でお目当ての羊羹とそば粉のせんべいを購入。

大阪屋の店内に入り込んできた黒いトンボ。

この辺りにはよくいるそうですが、北海道人には珍しい。

 

建物や寺院が古くて素敵。

りんご公園についた!

めんこい草刈り君がお出迎え。

津軽昔話が始めるまでの間、アップルパイとアップル紅茶で休憩。

りんご公園からの眺め。

岩木山で思い出すのは松村和子「帰ってこいよ」。

語り部さんが「いっしょに行こう」と旧小山内家まで案内してくれました。

久しぶりに人と話した(笑)

昔のままのお屋敷はちょっとした資料館的になっています。

ねぶた作家さんの襖絵。

方言指導、雪女の昔話、目の見えない三味線引きと鯨の話

をしてくれました。

語る、というか、もう一人芝居です。

迫力満点で、引き込まれて感動して涙が出ました、

先生と呼ばれる御年88の語り部さんと、後輩の語り部さん、どちらも素敵でした。人間国宝にして!

前日に慌てて探したイベント、そして無料体験、のわりにめちゃくちゃ充実してて、

この旅一番のあたりでしたわ。ほんとによかった( ;∀;)

 

山並み。なんとか連峰。名前忘れた。

さて午後からは、市民会館にてFASHION KOSHIENの観覧です。

なんと語り部さんの娘さんが報道のお仕事で会場にいるということだったので、

見つけ出して挨拶しました。

 

レベル高!

高校生たちすごいぞ!

35組の力作を堪能。

来年も甲子園目指して頑張ってください。

 

藤田記念会館のレトロな喫茶店で休憩

そば粉のガレットとシードル。

 

津軽藩ねぷた村にて。

前面は勇者、後面は美しき乙女のデザインが主流だそうです。

弘前のねぷたと青森のねぶたは大きく違います。

 

どこにでもいる気になる金魚。

 

漆器やコマづくりの実演が観られます。

津軽三味線のライブ。ド迫力!

 

太鼓と横笛の実演も。

 

自転車を返却し、弘前城公園の周辺をブラ歩き

雨が降って、ヒノキの香りが漂う橋を、一休さんの気持ちで渡る。

 

桜の季節はさぞかし綺麗でしょうよ。

お堀の蓮の花も綺麗でした。

霧が漂うお堀。

 

古い洋館をそのまま使ったおしゃれなスタバ。

 

ステキな建物を眺めながら次の目的地

居酒屋「あどはだり」へ。

津軽三味線のライブを楽しめます。

民謡の歌詞カード。嫁いびりにちなんだ内容のも(笑)

 

貝みそ焼き、イカメンチ、津軽そばなどの郷土料理と地酒を楽しむ。

津軽そばはつなぎに小麦粉ではなく大豆粉を使っているそう。

イカメンチを入れて味変しました。

ほろ酔いで聞く生三味線最高!

ねぷた村で聞いたのとは流派が違い、同じじょんがらでもぜんぜん違って奥が深いですね。

女将が目を瞑って弾くので、昼間に聞いた目が見えない三味線引きの昔話とリンクしました。

弘前の街はいたるところに気になるコイツがいる(笑)

 

以上、ライブを楽しむ三日目でした。