ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

「文學の森」の各賞の贈賞式と懇親会へ行って来ました!

2024年05月27日 | 俳句

 5月24日の金曜日に、山口宇部空港7時40分発の始発便で羽田へ。この日は天気もよくて、飛行機からは富士山がよく見えました。霞が掛かったようすが却って幻想的で…まるで浮世絵のよう!とてもステキでした。

 実はこの金曜日の12時から15時まで、東京新宿・京王プラザホテル本館42階「富士」にて、(株)文學の森の「第25回山本健吉評論賞」・「第14回北斗賞」・「第16回文學の森賞」の、それぞれの各賞贈賞式および懇親会が開催されたんですよ。

 身に余る光栄なことで、その「文學の森賞」に拙著『目からウロコ』が入賞しました。大賞は黛まどか氏、準大賞に坂口昌弘氏。入賞には清水道子・江川貞代・三井量光・岡村千惠子・須田眞里子・影島智子・江見悦子・山田一男・櫻井波穂・安藤喜久女・奥山ゆい・江副史湖・祢宜田潤市の各氏と私。特別賞として黒川悦子氏。北斗賞は若林哲哉氏で、山本健吉評論賞(奨励賞)をやまだようこ氏が受賞されました。

 現在俳壇でご活躍中の錚錚たるメンバーに、各賞の審査委員の先生方や来賓などなど…約80人ほどの人が集まったんです。11時半受付の会場へ行くと、もう正装された方々で一杯でした。私は今までこんな晴れがましいところには全く縁がありませんでしたので、オタオタとして本当に恥ずかしいこと…誠に畏れ多いことでした。

 でも、付き添い1名の招待がありましたので娘に同行して貰いましたし、文學の森の知人や俳誌「いには」主宰の友人も出席してくれていましたので安心。それで何とか無事に終わって、ホッとホッとです。

 懇親会では現俳人協会理事長の能村研三氏を始め、星野高士氏や稲畑廣太郎氏など、また私の本を推薦して下さったかしまゆう氏などにご挨拶ができて本望。受賞は殆どが句集ばかりですので、そんな中にあって何となく場違いな感じでしたが、でもとても面白くて読みやすい本だったと言っていただけて有り難かったです。推薦理由も「俳句と季語の基本を平易な話し言葉で綴り、楽しみながら俳句の魅力を感じることのできるエッセイ集」ということでしたから。選考委員の先生方、本当にありがとうございました。

 畏れ多くも文學の森大賞を受賞されました黛まどかさんと…記念撮影を!ありがとうございました。

 とにかく私は東京へ来る度にどっと疲れます。もう歩くところが多くて多くて…すぐに一万歩は超えてしまいますものね。地下鉄に乗るにしても今度は階段ばかり…まさに足が棒のようになって、痛くてたまりませんでした。でも歩くしかないんですよね、東京は。閉会後友人達とちょっとお茶をして、解散。この日泊る新宿ワシントンホテルへ歩いて行くのに…すぐ側が都庁なんですね。始めてしげしげと眺めました。ホテルの部屋が21階でしたので窓からもよく見えましたよ。そこで一服して新宿の末廣亭へ…ちょうど中入り後から入ると割引もあるというのでそれを待って入場。

 東京には馬醉木の大会や新年会で何度も来ているのに、こういう寄席とか落語を直に聞いたり見たことがなくて、今回が初めてでした。とにかく雰囲気だけでもと…良い体験をしましたよ。それにしてもこの新宿駅周辺の人の多さにはまたまたビックリです。宇部ではお祭の時でもこんなに人出はありませんもの。歩くにも人とぶっつかりそうで…何だか都会はコワイ!いろんな事件などをニュースで見たりしているからでしょうか。

 それにしても若い人たちの多いこと!これが花の金曜日だからなの?でも、次の土曜日の朝でもこんな人出でしたからこの新宿辺りでは当り前なのかも。

 末廣亭を出て、文學の森の友人と娘の3人で食事をしようと…これもどこへ行ってももう満席と断られて、やっと3軒目で席が取れました。金曜日の夜の飛び込みはどこも入れてくれないんですね。末廣亭が8時半まででしたので結局食事にありつけたのは9時半頃かな…でも、とても美味しくてリーズナブルなお店が見つかったのでラッキー!でした。ホテルへ戻ったのが11時半…本当に疲れましたけど、ホテルの窓からの夜景は…とってもキレイ!お陰でグッスリ眠れました。

コメント (10)
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