ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

早くも9月、ぼちぼちガンバラなくっちゃ!

2024年09月02日 | 俳句

 コロナの感染と後遺症で8月がとうとう終わってしまいました。コロナに罹る7月末までは、自分で言うのもおこがましいぐらいとても元気だったんですよ。それなのにこの1ヶ月でぐ~んと歳を取ってしまった感じ。イヤですね!

 でも今日から9月、もういい加減に気を入れて頑張らなくっちゃと思っているところに、こんなメールが入っていました。

 9月1日は「防災の日」です。
 この機会に、災害に備える大切さを改めて考えてみませんか。
 日頃から防災や災害発生時に備えて活動している団体をご紹介します。
 あなたの寄付が、防災・減災支援の活動を支え、未来の災害から多くの命を守る力となります。
 皆さまのあたたかいご支援をよろしくお願いいたします。

 ああ、そういえば今日9月1日は、俳句でも「防災の日」や「震災忌」「震災記念日」として季語になっています。大正12年(1923年)のこの日、相模灘一帯を震源とする大地震が関東地方南部を襲い、各地に甚大な被害をもたらし、死傷者はナント20万人にものぼったんだとか。

  十二時に十二時打ちぬ震災忌    遠藤悟逸

 マグニチュード7.9と推定されるこの大地震は、この日の11時58分に発生。ちょうど昼食時だったため、家屋の倒壊と出火で大火災が生じ、また各地に津波も生じたという。その被災者は、東京府を中心に神奈川、千葉、埼玉、茨城、静岡、山梨と、1府6県に及び、その人口の29%にあたる約340万人であったんだとも。これがどんなに悲惨であったかということは、実際には知り得なくても、平成23年(2011年)の東日本大震災のことを思い出せば想像に難くはないでしょう。

 掲載句のように、時計が12時に12時を打つという何の変哲も無いことがどんなに有り難いことなのか。言われてみれば誰でもが分かること。なのにその平々凡々とした日々が続くと、人はそのよさを忘れて、何か変化を求めようしたがります。やっぱり人間って懲りない生き物なんですよね。だから昔から〝歴史は繰り返す〟と言うんでしょうけど。

 まあ、とにかくこの日本に、いや日本だけじゃなく世界に何か災害が起こる度に、私は何らかの支援をしてきました。それで今回もささやかながら寄付をさせていただきました。一種の自己満足ですけども…でも気分はいい!

 また、ブログを見ると「今日のひとこと テーマ:9月の目標は?」とありましたので、「コロナからの完全復活!」と書きました。これには〝一度投稿すると編集はできません〟と書いてありますから、もう取消したり書直したりはできないということ。これで私の心の準備は万事整いましたので、後は体を鍛えるばかりです。

 よ~し、これで打倒コロナだ。ガンバルゾ!でも、ボチボチですよ…無理はしませんから。というわけで、これからも応援よろしくお願いします。

 写真は、7月の「きらら俳句教室」の吟行で撮らせてもらった〝蝶蜻蛉(ちょうとんぼ)〟の翅です。きっと何かの鳥に狙われて食べられ、翅だけが残ったのでしょう。でも、この写真を撮らせてくれた人が、家に戻って次の日に写真を撮ろうとすると、この光沢はもうなくなっていて、真っ黒にしか映らなかったそうなんです。ということは、この蜻蛉は食われて間がなく、この時は翅の細胞がまだ生きていたということでしょうか。不思議ですね。飛んでいる写真は撮れませんので、お借りしました。スミマセン!

チョウトンボ - Wikipedia

 蝶蜻蛉とは、梅雨明け直後の風のない日にヒラヒラと、まるで蝶のように飛ぶので、知らない人はみんな蝶だと思ったりします。分布は本州~九州ですが、近年では本州の北端でも見られるようになったとか。遠目に黒く見える翅は、表面が紫色に輝き虹色の幻光を放って、真夏の太陽によく似合う。だからこれを見た人は、珍しいのでみんな句に詠みたがります。でも、まだ季語としては認められていませんので、どう詠むかが問題でしょうね。 


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2 コメント

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Unknown (ミルク)
2024-09-04 13:50:13
ちわきさん、こんにちは。
まだ後遺症続いているんですね。
むりなさらずに、ゆっくりやってくださいね。

蝶蜻蛉、まだ実物をみたことありません。
優雅ですね~。こちらにもいるのかなぁ・・・
返信する
Unknown (ちわき)
2024-09-04 20:29:21
>ミルク さんへ
>ちわきさん、こんにちは。... への返信
蝶蜻蛉は北の方には少ないらしいです。が、こちらでも以前は滅多に見なかったのがドンドン増えていますので、この地球温暖化でそのうちそちらでも見られる日は近いと思いますよ。
蝶かなと思ったらよく観察してみてね。
返信する

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