今朝はそんなに低い気温ではないはずなのに何だかヒヤッとして目が覚めました。窓の外を見るととっても明るかったので、これは寝過ぎたかしらと跳び起きてみると…なあ~んだ、まだ6時前。
でも、この静けさ…そうなんだ、いつも姿が見えないと心配して探し呼びかけていたのが、もうしなくて良くなったんです。だから心が冷えているんです。
ご心配して頂いていたテンが…昨日天国へ旅立ちました。思い出せば辛いですが…でも、テンにとっては楽になって良かったのかも。ゴメンね!
実は、次の日が日曜日だからといって昨日また病院へ行くと、主人と息子がテンを連れて出かけました。それが10時頃、それからなかなか帰って来ず、やっと12時前に車が戻り…2人が降りて来てポツンと一言…〝死んだよ!〟と…
エエッ、どうして?もしかしたら先の望みがなくて苦しいだけだから〝安楽死〟?という言葉が私の頭を過ぎりました。すると、〝診察と点滴が済んで連れて帰ろうと抱いた途端に嘔吐し、全身に痙攣が走って…〟という。〝先生はなんて?…〟と聞くと、ベッドに寝かせて、ただ〝…心臓が止まりました、残念です…〟と。〝苦しがったの?〟と聞くと、〝きっと最期は苦しかったと思う…〟と主人は言いました。
ほら、無理に病院へ連れて行くから…そう思うとクヤシイ!確かにもう長くはないとは思っていましたが、そんなに苦しがるでもなく、ただひたすら寝ていましたのに。でも、飲まず喰わずだから排泄もしないし、時々は気分が悪くなるのか吐きました。そのとき血が混じるようになって、それで息子がとっても心配し、また病院へ連れて行くと言い出したんです。
戻ってきたときのテンは、いつもと変らずまるで寝ているよう…身体もまだ温かく硬直も全くしていませんでした。それでつい、〝テン、大丈夫!〟と呼びかけてしまいました。だから、テンを寝かせたまま…昨日はお通夜だと言って、息子は蠟燭や線香を買いに行き、二人して一晩付いてあげました。
今日は、主人が来たら息子と一緒に埋葬すると…。庭の片隅にはチャオとチャーミーが眠っています。その横に…それならきっとテンも淋しくないことでしょう。 合掌
それはそうと、昨夜はテンにお別れがしたいと、娘夫婦も福岡からの帰りだと言って我家にやって来ました。何とソフトバンクとの交流戦でカープの応援に行っていたんですって。昨夜もぼろくそに負けたから面白くなかったでしょうと聞くと、〝もう話にならん。クヤシイなんか通りこして、呆れて何も言う気にならんかったわ!〟と。私が昼間テンの死をLINEで知らせていたのを見てビックリして帰りに寄ってくれたんだと。
今日29日(日)は、東北から中国四国にかけて広範囲に晴れ、お出かけ日和だそうですが、そんな気分にはとてもなれませんし…月末ですることが山ほど。だから感傷的になっている暇はなさそう…却って良かったのかな。
ところで、関東以西では今日は30℃以上の真夏日になるところが多く、東京や名古屋、大阪など今年一番の暑さになる可能性があるとも言っていましたね。皆さまもくれぐれも体にはお気をつけ下さい!
宇部市も今日は最高気温31度と。なのに最低気温は15度なんですって!この気温の差16度…やってられない感じですが、お婆ちゃんは大丈夫かしら。今度はこちらの方が心配です。トホホ…
写真は、テンちゃんの最期の顔…見てやって下さい。ベッドがもう小さくなって殆どここには寝なくなり、私や主人の傍でいつもゴロリと横たわっていたのに…。亡くなる前、吐いたもので体が汚れて臭くなっていたので、お風呂に入れてあげました。小さいときから私が入れていたんですよ。風呂場に抱いていくときはちょっと嫌だったのか小さな声で鳴きましたが、赤ちゃんのように抱いて浴槽に浸かると静かに気持ちよさそうでした。ドライヤーで乾かすときも…。だからテンの白い毛はフワフワ、シャボンの香りもしてとても清々しい!きれい好きなテンちゃんだから気に入ってくれたかな?