今朝は久々の真っ白な銀世界が目に飛び込んできて、ワア~きれい!と。まさに天気予報通りの大雪でした…といっても、ここでの話ですからせいぜい積雪5センチぐらいのもの。日本海側の能登半島ではどんなでしょう。こんなものではないでしょうから、被災された方々を思うと本当にお気の毒。心から応援してますので、この厳しさを頑張って乗り越え春を迎えて下さいね。
下の写真は、もう10時過ぎの日が差し始めた頃ですから、かなり溶けています。
さて、宇部市文化創造財団が毎年開催する「子ども文化夢教室」。その一環として前年度から始めました小学生たちに〝俳句の楽しさを学んでもらおう〟という企画、この18日で今年度分の全部が無事に終りました。
今回は、昨年の10月に2校、12月に1校のそれぞれ1クラスずつ、この1月が1校での3クラスという、合計4校の6クラスで実施しました。
その時、いつも手伝ってくれる財団のイケメンさんから、昨年末に行ったM小学校の先生から言付かりましたよと言って頂いた礼状…それが下の写真です。
その中にこんなカワイイ子どもたちのメッセージも入っていました。こんなのを見ると、本当にやってヨカッタ!などと思います。これぞまさに教師冥利につきるということでしょうか。昨年度もいろいろ感想を書いてくれたものを頂いたことはありましたが、今回のような絵入りは初めて!
ここには子どもたちが作ってくれた俳句と絵が描いてありました。あの後礼状を書くために句も詠んでくれたんですね。ウレシイ!季語がきちんと入っていて、素直な気持ちを詠んでねと言った事を実行してくれていますよ。〈あいてないどこから入るサンタさん〉とか〈早ねしてあしたパーティークリスマス〉〈なんでだろもう冬休み終わったよ〉など…
また、クラス全員29名の感想も…〝ちわき先生へ わたしはきのうで俳句がすきになりました。季語では季節を考えて書くことがすきでした〟や〝ぼくは俳句をつくるのが楽しかったです。もっと俳句をつくりたかったです〟など嬉しいことがたくさん書いてありました。やはり子どもたちにとっては短時間で季語と575を考えるということは難しかったようですが…でも僅か10分ぐらいなのに全員が1句詠めましたからね。ほら、やればできるんですよ。だから大人の人たちも負けずに頑張りましょう。
しかし、どこの学校へ行っても生徒たちは勿論のこと、先生までもが喜んでくださり、勉強になりましたと言っていただけて、やって良かったと思います。が、これは決して口で言うほど楽な仕事ではないんですよ。だって、先日の授業なんかは先ず3、4校時、その後昼休みをはさんで午後の5、6校時と、ぶっ通しの4時間授業だったんですからね。帰宅したときはぐったりです。でも、子どもたちの元気な笑顔に出逢うと、すぐに疲れなど忘れてしまて、またガンバロウと思うんです。
今回は3年生でしたが、最後のクラスでは俳句を作ったことがある人と聞いたら1人もいませんでした。でも作り方を教え1時間で27人全員の、ああ、先生のも加えて28句、それを短冊に書いて黒板に掲示し、次の時間は全員で選句です。その後私が優し~く(笑)講評をして、それも全句なんですからね。それをぴったしカンカンに終了するというのも大変なんですよ。でもやりがいがありますし、子どもたちからはパワーを貰っているんですもの。こっちからお礼を言わなくっちゃ…やらせて頂いて本当にありがとうございました。