一昨日はやっとのこと〝菜種梅雨〟の合間の快晴で、溜まっていた洗濯物を目一杯干しました。車に乗るとナント31度もあって、エアコンがガーガーと回りっぱなしだったんです。ところが、次の日はもう雨。するとまた今日は晴れなんですよ。でも明日がまた雨という…いやはやこのところお天気様に振り回されっぱなしで、この異常気象には体の方も悲鳴を上げています。
さて、先日の〝桜紀行〟の続きを書かないといけませんね。それでは、〝三春の滝桜〟を観てからの以後の行程を…。
この日の宿泊は、五色温泉の「メルキュール裏磐梯リゾート&スパ」。三春からここまで約1時間ほど。ホテルに近づくにつれ磐梯山がバスの窓からよく見えました。
このホテルはあの有名な〝五色沼湖沼群〟の近くで、ホテルに着いてから時間がありましたので、その五色沼でも一番大きな「毘沙門沼」まで歩いて散策に出かけました。この沼は確か、コロナ流行の前年に友人と東北へのツアーに参加したときにも来たことがあります。あの時は11月でしたが、まだたくさんの観光客で賑わっていて、紅葉が美しかったのを覚えています。今回はまだこの辺りは雪がたくさん残っていて、大して見るべき物も無くとても寂れていてビックリしました。これもやっぱりコロナの影響なんでしょうか。
以前にもすぐ気が付いて写真を撮りましたが、毘沙門堂と秋櫻子先生の句碑です。表に〈水漬(みづ)きつつ 新樹の楊(やなぎ)ましろなり〉、裏には「昭和十三季仲秋. 磐鏡園主人 秋山義次建」と。
雪解け水で沼はとても冷たくて…見ると点々と若緑のものが…それは小さな蕗の薹でした。
以前は気が付かなかったのですが、ここには磐梯山が噴火したときの日本赤十字社の記念碑もありました。平成元年に、噴火百周年記念の「日本赤十字社平時災害救護発祥の地」の碑として建立されたものです。
このホテルは、以前は「アクティブリゾーツ裏磐梯」と言っていたのが外資系のホテルになったのだそうです。だからか夕食のバイキングにはその種類の多さと多彩さには驚かされましたし、お酒類は何でも飲み放題の無料でした。
しかし、ホテルの何処へ行くにも広すぎて…お風呂から部屋へ戻るのにも歩いて歩いて…でしたから、歩数計が1万歩を超えていましたものね。
では、続きはまた今度…