昨日はメチャクチャ疲れて帰ったので、ブログも開く元気がなく…それでお休みしてしまいました。なぜかって? 俳誌「早苗」の新年句会が、「ホテルセンチュリー21広島」で10時より開かれたからなんです。毎年のことですから普通だったらどうってことないんですけどね。
今年は前半に句会と懇親会、後半を私の句集『甘雨』の出版祝賀会という趣向だったんです。それで朝8時には家を出て、新山口駅へ…小雨が降っていました。ところが、途中徳山駅から岩国駅の間は全くの雪景色で…ビックリです。10時前広島駅に着くと、今度は吹雪ですよ!私の記憶では今までこういう悪天候の新年句会はなかったような…その原因を私が作ったような気がして、申し訳ない感じです。
実はせっかくのお祝いなのでと、私がハッスルして滅多にない〝和服〟姿で行ったからだと思うんですよ。今まで着て行ったのは1回…第一句集の時ですから10年以上前。その時はまだ広島に主人の実家がありましたし、そこで義母に着せて貰って行きましたから、それほど大変でもなかったんです。ところが今回は宇部からですよ。それも自分で着付けをして…だから5時過ぎに起きて、帯などは娘に手伝って貰い四苦八苦して仕度をしました。
それから新山口まで送って貰うのも大変。おまけに持って行く句集を忘れたりと…相変わらずのドタバタでどうにか間に合いました。宇部からは4人参加しましたので、荷物などは持って貰ったりして、ホントに助かりました。
新年句会も祝賀会も順調に進み、終ったのが4時。その後、2年前まで宇部の俳句教室で学んでいたHさん(今広島にいる)と会う約束をしていましたので、ホテルで他の仲間たちとも一緒にお茶を飲みました。
5時過ぎの新幹線で新山口へ。7時前家に着くやいなや、何はさておき着物を脱がなくっちゃと…こういう次第で、慣れぬ着物と緊張感、それも長時間、更には寝不足も加わって…疲れない方がおかしいでしょう。すぐにバタンキューです。つくづく昔の人はスゴイ!と、尊敬しきりでした。母の時代は普通に着物を着て、旅行などにも和服で行っていたらしいんですからね。
脱いだあとも片付けが大変。すぐには畳まず皺や湿気を取るためしばらく干してから畳むんですが、その時なんとあれこれとたくさんの物を身に巻いていたんだろう、とつくづく思いますね。そうです、杉田久女のあの〝花衣〟の句のように。
花衣ぬぐやまつはる紐いろいろ
ちなみに、この〝紐いろいろ〟、私は腰紐五本、伊達締め三本、帯枕、帯締め、帯揚げなど、それに袋帯を巻いていたんですから苦しかったです。(見苦しいですが、その写真です)でもいいことも…心身ともにシャキッとして、とても姿勢がよくなりますよ。
おまけに今回は早苗同人会長を15年余り務めたということで、〝功労賞〟の金一封まで頂きました。だから一日中挨拶のしっぱなしで…何をしゃべったのかさっぱり覚えていません。ゴメンなさ~い!
本当に早苗の皆様有り難うございました。また、とっても素晴らしい会で、そのお世話をして下さった方々にも感謝感激です!