ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

八月尽

2018年08月31日 | 俳句

 今朝山口県ニュースで、今年の30度を超える真夏日が7月21日~8月30日までの41日間に35日だったと発表されていました。さらに宇部市で雨が降ったのは7月29日と8月30日の2回だけだったと。

 今日は〝八月尽〟。八月の終わることで、秋の季語です。でも何となく夏の終わりのような気がしませんか。それはきっと夏休みの終わりだからかも。

  八月尽手足つめたく起き出づる  能村登四郞

 本来は夏休みが終わって明日から二学期がスタートするのですが、今年は土曜日なので、夏休みが2日伸び9月3日からです。昔、私が勤めていたとき、このおまけのような1日か2日があった時は、とても嬉しくて貴重だったなあ~と懐かしく思い出します。

 午後郵便局へ振り込みなどの用事で出掛けようと玄関を出た途端、急に空が真っ黒になり、〝ピカッ、ゴロゴロ〟と…すぐ近くに落ちたような音でしたので、怖くなり急いで車に乗りました。だって雷は車の中が安全というでしょう。すると、今度はまるで堰を切ったような土砂降りになりました。こんな降り方は久し振り!

 でも、またすぐに明るくなって…、通り雨だったようです。だから用事を済ませて郵便局を出る頃にはもう青空が見えていました。でも、しっかり地面が潤っていい雨でした。これで少しは秋らしくなりそう。露草も雨に打たれてひときはきれいでしたよ。

  露草や飯噴くまでの門歩き   杉田久女

  露草も露のちからの花ひらく  飯田龍太

 

 

 


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