肝開竅于目=かんはめにかいきょうす
肝蔵の精気は目の竅に通じ、視力の強弱と肝は直接に関係している。
その経脈は目系に連なり、上りて額に至り、督脈と巓で会する。
また、視力は汗血の調節機能と関係がある。
もし汗血が不足し、目が栄養を失えば、両目が乾いて渋ったり、視力の減退あるいは夜盲になる。
肝火が上炎すれば目赤、目やになどをあらわす。このように眼の病は肝と関係があるので肝の治療より始める。
故に〝肝は目に開竅す〟といわれている。
<素問金匱真言論>「竅を開き、肝に精を蔵す。」
<素問五蔵生成論>「肝は血を受けて能く視る。」
<霊枢脈度篇>「肝気は目に通じ、肝和すれば目よく五色を弁ず。」漢方用語大辞典
開竅=かいきょう
治則。開閉ともいう。口・鼻・咽喉・眼目などの竅を開通すること。邪が心竅を阻み精神昏迷などを治療する方法。邪盛気実の閉証に適用される。涼開と温開がある。清熱開竅法・化痰開竅法・逐痰開竅法などがある。漢方用語大辞典
黄帝内経素問 金匱真言論篇 第四 第四節 読み 2010-03-01 09:22:12 | 日記
黄帝内経素問 金匱真言論篇 第四 第四節 訳 2010-03-04 05:38:53 | 日記
肝は血を蔵す・不足すると・目が疲れやすくかすむ・目の乾燥感とごろごろする・まぶしくて目を閉じたい 2009-11-26 09:32:42 | 日記
柴崎保三著 鍼灸医学大系 黄帝内経素問より
五蔵生成篇 第十
第三節
(原文)
色味當五藏。白當肺辛、赤當心苦、青當肝酸、黄當脾甘、黑當腎鹹。故白當皮、赤當脈、青當筋、黄當肉、黑當骨。諸脈者皆屬於目。諸髓者皆屬於脳。諸筋者皆屬於節。諸血者皆屬於心。諸氣者皆屬於肺。此四支八谿之朝夕也。故人臥血歸於肝。
目(1)受血而能視。
足受血而能歩。掌受血而能握。指受血而能攝。臥出而風吹之、血凝於膚者爲痹。凝於脈者爲泣。凝於足者爲厥。此三者、血行而不得反其空。故爲痹厥也。人有大谷十二分、小谿三百五十四名、少十二兪。此皆衞氣之所留止、邪氣之所客也。鍼石縁而去之。
(訓読)
色味五藏に當つ。白は肺辛に當り、赤は心苦に當り、青は肝酸に當り、黄は脾甘に當り、黑は腎鹹に當る。故に白は皮に當り、赤は脈に當り、青は筋に當り、黄は肉に當り、黑は骨に當る。
諸脈は皆目に屬す。諸髓は皆腦に屬す。諸筋は皆節に屬す。諸血は皆心に屬す。諸氣は皆肺に屬す。此れ四支八谿の朝夕なり。故に人臥すれば血は肝に歸す。
目は血を受けて能く視る。
足は血を受けて能く歩む。掌は血を受けて能く握る。指は血を受けて能く攝まむ。臥して出でて風之を吹き、血膚に凝る者は痹となる。脈に凝(とどこお)る者は泣となる。足に凝る者は厥となる。此の三者は血行きて其の空に反るを得ず。故に痹厥となるなり。
人に大谷十二分、小谿三百五十四名あり。十二兪を少(か)く。此れ皆衞氣の留止する所、邪氣の客する所なり。鍼石縁って之を去る。
(1)目 原文は肝に作る。今、改む。
(通解)
五色及び五味を五藏の夫々と相当するものを挙げてみるならば、白色と辛味とは肝(肺の間違い)に相当し、赤色と苦味とは心に相当し、青色と酸味とは肝に相当し、黄色と甘味とは脾に相当し、黒色と鹹味とは腎に相当する。故に白色は亦皮に相当し、赤色は脈に相当し、青色は筋に相当し、黄色は肉に相当し、黒色は骨に相当する。脈は血行の路であり、目は血によって養われ、五臓六腑の精気は皆脈に随って上り目に注ぐ。故に諸々の脈は皆目に属す。髄は骨の充であり脳は髄の海である。従って諸々の髄は皆脳に属するものである。諸関節の運動は凡て筋の収縮によって行われるものである。従って諸々の筋は関節に属する。又諸々の血は皆心に属し、諸々の気は皆肺に属する。かくして両手両足八谿相互の関係により、気・血・筋・脈夫々に盛衰のあるものである。一般に肝は血を蔵し、心は之を各所に送り出す器官であり、人が活動の状態つまり直立の体位をとるときには、血は經脉に従って活動部位に行くが、横に臥した状態になると、肝にもどってそこにおちつくものである。
目というものは、血からエネルギー源たる栄養を受けてものを視ることができるものであり、
足は血を受けて(血からエネルギー源を受ける意)歩むことができるものであり、掌は血を受けて握ることができるものであり、指は血を受けてものをつまむことができるものである。臥している風が之を吹き、外邪の侵襲によって血が凝滞することがある。もし皮膚に血が凝るときは皮膚は不仁となり痹となる。もし又血が脈に於て凝るときは、血行は遅滞して渋となる。又足に於て血が凝るときは、足が逆冷の症状を呈する。以上三つの場合は、血は行ったが途中に於て血行障碍のため順調に血流の道に反することができず、そのために痹や厥の病となったものである。人には、大經の会する十二經脈の部分(大谷)、小絡の会する小谿が三百五十三名、外に十二の兪穴、合して三百六十五の穴がある。
これ等の穴は、皆衛気が満塡して防衛の任にあたっている所である。従って正常の状態に於ては外邪の侵襲する余地はないのである。然し何等かの原因によって衛気の留止に欠ができると、その虚に乗じて邪気侵襲して人体の一部に客するに至る。その客する所が亦この部分である。
邪気客するときは、そにに「ひずみ」を生じ全身のバランスに破綻を生ずる原因となる。
さて亦生体に病変の生じた場合には、この三百六十五の穴が、いとぐちとなって邪の所在を察し、鍼石を用いて邪を去らしむるものである。
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