うさぎとかえるの里

鳥獣戯画をこよなく愛する自分の日本文化や日常に関する想いをつづります。

京都国立博物館。

2014-06-13 21:52:50 | 鑑賞


京都御苑からバスで京都国立博物館へ移動しました。
今回の旅の目的であった、「南山城の古寺巡礼」が6月15日(日)まで展示されているので、それを見るために。



京都国立博物館は、昔「絵巻物展」に鳥獣戯画を観に行って以来2回目です。
さすがに観光客はいないのでゆったり観られました。
やはり東京の博物館とは違いますねf(^_^;

さて、南山城とは京都府南部、奈良との間の木津川流域で、奈良時代には恭仁京が置かれた地です。
古刹がいろいろあり、見るべき仏像も多いのですが、なかなか旅先では目指しにくい土地。
それら十一寺院の文化財を一度に見ることができるとあらば、行かないわけにはいきません。

笠置寺、海住山寺、浄瑠璃寺、岩船寺、現光寺、蟹満寺、神童寺、観音寺、寿宝寺、報恩寺(一休寺)、禅定寺
などから平安~鎌倉時代にかけての表情豊かな仏様たちに出会うことができました。



ちなみに、この秋10月7日~11月4日まで、京都国立博物館では「国宝鳥獣戯画と高山寺」の特別展覧会があります。
修理後初の全巻一挙公開だそうです。ぜひ行きたいですが、会期も短いので混雑しそうです。
コメント
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