ここ数年来最高に頭を使った。ふらっと眺めに来た奴が、いいも言いたり、「何だ、フツーじゃん。」
頭を使わない、思想のボンクラには、工夫というものがそもそも無い。蹴りだした。
一週間をかけて完成させた波板の明り取り。まず鉄骨に波板をどう固定するか。これが第一関門だった。あまり美しくないが、木材を鉄骨にはめ込みそこに、
木を渡してその上に波板をおく計画を立てた。上図はまだ雨樋が無い。
ちょっと大きい木を長方形の長辺に渡し針金で固定し・・・を繰り返せばまあ3日もあれば出来るな、となめていたが、問題が続出する。
雨樋用の金具の向きが、固定する予定の木と90度異なっていたし、波板の突端からの位置がおかしい。しかも金具のステーが長い。ジスクで切ってドリルで穴を空け万力で適当に曲げた。
その結果がこれ。
波板や止め金具は、高かったがポリカーボネートを使った。台風のときのエア抜き等、ほかもいろいろ工夫した。10メートルぐらいに波板をならべると、いざ固定の時にはかなりずれてくる。
素敵な道具が増えてきた。昔はワニ口ステップルをちぎり、パキパキ折れる貧弱な波板を使うしかなかった。
骨組みが出来た。
若干の微調整の後、雨の日が楽しみになった。
波板をしく前。