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朝鮮を知らないで勝手な結論を出すな。だいいち朝鮮人に失礼じゃないか。矜持を持って朝鮮人として生きている人が2000万人以上いるのだ。
金正日の独裁政治の失敗によって国民は貧困にあえいでいるだと。だから日本に助けてくれといつ頼んだ?
たしかに朝鮮には問題が多い。しかしそれは朝鮮の問題だ。飢えようと死のうと朝鮮戦争のとき敵対しておいて何が今更人道支援だ。
というのがDPRKの立場です。
金正日政権はつい先日も閣僚級の人物たちを銃殺した。ひどい話だが殺される方もバカだ。いまデノミをやったら金持ちは大損だ。カネ持ちは権力に手をまわし殺させること必定だ。中国は改革開放の下準備に何年かけていると思っている。いきなりやっちゃあまずいでしょ。
ところが日本のバカはこの現状を見て鬼の首を取ったように喜ぶ。このての人間がいる限り拉致された人が帰れるわけないでしょ。DPRKはすべてを知っている。お前らの所に誰が返すもんか、となる。
北朝鮮の情報網を知らんな。日本の偵察衛星が60センチの物体を識別するとき、DPRKの諜報員は愛国心に燃えて手弁当で日本社会に浸透している。彼らは指令が来るまで一般市民を装うからSleeperといわれる。しかしかれらが一度目覚めてみろ。100キロ上空から眺めているような甘いことはせんぞ。
彼らを朝鮮総連と関連付けるのもお粗末だ。やくざが昼間ピストルを持って町を歩くか。
時代錯誤の親子が昔日の栄光にしがみつくとき、人民の呻吟は極値に達した。心からあたりまえの国になってほしいと思う。
経済制裁発動前、僕のクルーザーで博多湾を航行していたらDPRKの旗をあげているおんぼろの船が停泊していた。人が出てきたので世間話をしていたら、ちょっと待てと言って引っこんでしまった。なかなか出て来ないので行こうとしていたとき北朝鮮の船員は手に缶詰を持っていた。
僕は一瞬手榴弾かと思った。じつにうまくなかったが貴重な食料を分けてくれる心意気がうれしかった。