シダレエンジュは、厳しい冬から樹木を守るためある意味徹底的に剪定されます。
そのため、その姿は、下の写真の通り寒風の青空でまるで奇怪に身をよじらすようにも見えます。
しかし中国では同じように冬に剪定されたシダレエンジュの枝が
龍の爪に見える事から、別名はリュウノツメエンジュ(竜爪槐)とも呼ばれて、
大変縁起の良い木と考えられ庭木としてよく植えられるそうです。
見る人それぞれ、あるいはお国柄によってものの見方は大いに異なるのだと、
あらためて考えさせられました。
長居植物園にて
(α7Ⅱ+28-70)