辻原登著の「寂しい丘で狩をする」「冬の旅」二冊を読破!読むのをやめられない!
久しぶりに読んでいて早く最後を見届けたいと思った本でしたね。
「寂しい丘で狩をする」・・若い女性がかつて自分をレイプした犯人を万難を排し告発し
復習に脅えながらも、女性探偵(その人も交際相手の暴力に苦しんでいた)の協力に
自分の人生を取り戻す物語ですが追い詰められてゆく女たちの選んだ道・・・
息が苦しくなるほど高ぶった。。読んでいて途中からサスペンスドラマだったら
この役はあの俳優・女優と頭の中で勝手に配役が決まり、景色がみえていた・・
不思議だわっ!女性への許されない暴力を扱った問題作・・読み終えて胸の中がスーッとした。。
「冬の旅」・・平凡な男の転落を描いた本ですが殺人者の書き方に怖さとかは感じない!
人生のつまずきがただただ哀しい・・衝撃のラストは・心の準備をする犯人・胸が苦しくなった。。
お陰で寝不足が続きました・・
「置かれた場所で咲きなさい」渡辺和子著・・疲れた心を溶かす珠玉の言葉がす~っと入る
どんな時にでも手を伸ばせる所に置き、いつも元気を戴いている本です。。
今朝NHKのあさイチにご出演!穏やかな笑みが素敵な方でした。。若いころのお写真は
キャリアウーマンで颯爽としたお姿が美しい・・86歳静謐な雰囲気はなお素敵!
渡辺さんのお話で印象に残ったのは「今日より若い日はない」「自分を見捨てない」
お話の流れの言葉でしたが思わず・・うぅ~いずれも心に響きました。。。