数日来気懸かりになっていたアサギマダラの姿を本日の朝刊にその姿が写真で紹介されているのが目に留まった。
新城の鳳来寺山に続く階段の登り口の食事処で栽培しているフジバカマに寄っているそうだ。
今年は夏の猛暑と台風の影響を受けアサギマダラ飛来の報が入らずなかば諦めていた矢先の事であり今年はアサギマダラとの出会いは難しいと思っていた。
思い込んだら即実行早速例年訪ねている岡崎市鳥川町を訪ねることに急遽決定
妻を誘って出掛けた。
以前盛んにフジバカマを栽培し沢山のアサギマダラが寄っていた場所は数年前フジバカマが全滅その後栽培が途絶えた様だ。
ひょっとして再度栽培されているかと寄ってみたが期待はずれであった。
その場所から車を返し昨年訪ねた場所まで車でさらに30分近く
車中昨年は10月18日に訪ねやや遅しであった事を思いだし不安げに現地到着する。
フジバカマは栽培されているが肝心の蝶の姿見られず。
しかし目が慣れるにつれまず一匹発見その内2匹3匹とひらひらと飛んでいる姿が見られ小さな感動を覚える。
畑のなかへ足を踏み入れ近くまで寄っても飛び去ることなく花に止まったり飛び立ったりと繰り返しの姿を眺め満足気分を味わう事が出来た。
ご近所の方らしき男性がカメラを持って現れ花は大半が咲き終わったと話していた。
しかし数こそ数匹であったが今年も見る事が出来良かった。
高校生の頃国語の教科書に載っていた詩を想い出し口に出る
海を渡る蝶アサギマダラを連想する。
「てふてふが一匹韃靼海峡を渡って行った」安西冬衛
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