おひさしぶり?ですね。
はやいもので、12月に入りもう10日も経ってしまいました。
今年もあと20日ほど終わってしまいます。
山裾の小住宅(仮称)は水盛・遣方終了後、雨に降られたりした影響もあり、
他の現場の工事が押したりしたため、、工事が遅れていましたが、12月に
入り工事が本格的に始まりました。
少し遅くなりましたが、工事の模様をお伝えします。
今回は基礎工事を自社で施工しています。
基礎工法はべた基礎です。
当社の基礎はしっかり地盤に埋め込むよう
に設置するため、根切深さは深いところで、
GL(地盤面)よりも25cm~30cmも掘り
下げます。
「えっ?それがあたりまえじゃないの?」と
思う方も多いかもしれませんが、基礎が浅く
地面を掘っている現場を多く見かけます。
浅堀に比べて深掘りした方が手間がかかりますが、良いことも多いので、
当社ではきちんと深掘りしています。
詳しく知りたい方は、ぜひご来社下さい。丁寧に説明いたします。
(根切 ねぎり)
地面を掘り下げる工事のこと。 地面を掘り、根を切るから来ている?
今回の現場は、埋め立てをしたまわりの土地
より少し高い土地に建築するため、地盤調査
で表面の土が少し柔らかいので、転圧するよ
うに指示が出たため、根切り終了後、同一箇
所を5回以上、ランマーでしっかり締め固め
ました。
(ランマー)
タンピングランマーというエンジンで動く、上下に動く脚部で打撃する機械で、地盤の締め固め
をする道具。エンジン音と共に、タッタッタッタッっと言う大きな音を立てながら、地盤の表面から
15~30cmくらい下まで締め固めることが出来る。
地盤転圧後、砕石を敷き込んでまたランマーで
しっかり転圧。一般的に使われているプレートと
いうならすための機械を使えば簡単に終わる工
事ですが、プレートでは締め固め効果が少ない
ため、当社では砕石もランマーを使いしっかり
転圧することで、より強固な下地をつくります。
転圧完了後、捨てコンクリートを打ち込み配筋
工事へ入っていきます。
(捨てコンクリート)
配筋などの作業をやりやすくするために、割ぐりや砕石敷き込み後に打設する薄いコンクリート。
墨だし(寸法出し)をしやすくするための物で、構造上はほとんど意味を持たない。
現在は配筋作業に入っています。
明日も温かいそうなので、作業がしやすそうで助かります。
加瀬工務店 T.K