加瀬工務店のブログ 熱血!建築魂!

千葉・南房総地域(館山市・南房総市・鴨川市・鋸南町)で新築注文住宅を中心に、真面目で丁寧な家造りを目指しています。

山裾の小住宅(仮称) 基礎が完成

2008-12-24 | 現場日誌

081224_1写真は基礎の型枠を外した状態です。
完成寸法は、ベース厚200mm・立ち上がり
幅150mm・立ち上がり高さGL+410mmと
いう仕様です。
ベース厚が+50mmになった以外は当社の
標準寸法です。
当社では様々な理由から、基礎はあまり高
すぎない方が、よいと考えていますので、床
下点検が普通にできる高さで設計ています。

今回は、以前お話ししたとおり地盤が万全ではないこともあって、特殊な高強度を実現で
きる基礎の施工法を採用しています。
特殊な工法とは、基礎とベースのコンクリートを通常は分割して打つところを、1回で打ち
込んでしまう 基礎一体打ち工法です。
南房総地域でもほとんど施工実績がないと思われ、全国的に見てもごくわずかな施工量
しか行われていない、先進の基礎工法です。
081224_2土台の据え付けも終わり、明日の上棟の
準備は完了です。
土台には米ヒバ材を採用しています。
米ヒバは非常に耐久性の高い木材で、シロ
アリの食害などに対してはとても効果的です。
桧の土台が良いと言われていますが、良質
な物でない場合シロアリや腐朽菌に対しては
耐久性が落ちる場合があります。
また、最近多くの建物で採用される、耐久性
の低い安価な材料に、シロアリや腐朽菌に対して硬化のある薬剤を注入した
土台は、当社では採用していません。
自らが耐久性が低いのに、薬剤で対策をしても、長い目で見た場合、私達は信用できない
と考えているからです。
床下の換気方式は、建坪が小さめと言うことで、基礎パッキン工法を採用しました。
業界全体の流れは、基礎パッキン工法ですが、当社独自の考えから、換気方法も独自の
考えを持った方式を採用しています。

基礎や土台だけすこし話しをしただけでも、独自のこだわりを持って建築を行っています。
興味がある方は御気軽にご相談下さい。

明日は晴れで気温も上がりそうですので、上棟も順調に進めることが出来そうです。  
それでは今日はこの辺で。 メリークリスマス。

加瀬工務店 T.K

コメント
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