加瀬工務店のブログ 熱血!建築魂!

千葉・南房総地域(館山市・南房総市・鴨川市・鋸南町)で新築注文住宅を中心に、真面目で丁寧な家造りを目指しています。

山裾の小住宅 内外装工事

2009-02-21 | 現場日誌

090221_1写真は破風と鼻隠しを取り付けている模様です。 当社の破風・鼻隠しは、耐久性を優先して無垢材をお勧めするケースが多いのですが、今回は外壁がタイル調のためデザインを整えるため、窯業系の部材を取り付けました。
久しぶりにの作業なので、おじいちゃん2人(お互い孫のいる親方と職人さん)が、あーでもないこーでもないと言いながら賑やかに取り付けておりました。(^O^)
取り付け後は私がコーキング作業をして終了。(^_^)v 
やっぱりコーキングは私に回ってきます(^^;)
※窯業系・・・ようぎょうけい。
  サイディング(外壁材)などで多く使われている製造方法。セメントと繊維系などの材料を練り合わせて乾燥させてつくる。折れやすいので取り扱いには注意が必要。また、雨濡れも厳禁。
※破 風・・・はふ。 
  切妻屋根などで妻に当たる部分(屋根を横から見た方向)の屋根面のすぐしたに付く垂木などを隠すように取り付けられる板状の化粧材。上記写真で取り付けている部分。
※鼻 隠・・・はなかくし。
  切妻屋根などで屋根面を見て、その一番下(垂木の先端)の部分に付く板状の化粧材。


090221_2内部では石膏ボード貼りもすべて終わり、廻縁と幅木の取付を行いました。
その他のドア周りの部材なども取り付けて来週からのビニールクロス工事の準備完了です。
残内装工事は棚なハンガーパイプなどの小工事と設備機器取り付け工事などです。

090221_3写真は、室内の出隅(壁の角)に見切り材を施工している模様です。
角は人や物があたったり、洋服などの裾でこすったりしてビニールクロスや壁材が切れやすくなります。
住宅やお店で、角が痛んでいるのを見かけませんか? そんなところ見ているのは私だけでしょうか。職業病ですね。(^_^;)

当社ではすり切れ対策として、硬度のある見切り材(プラスチックや木材)を取り付けることで、経年摩耗に対して対策を行っています。
見た目はすっきりとはいきませんが、摩耗に対策はバッチリです。
丸い下地材でも良いのですが、摩耗は起こりますし、幅木や廻縁も別部品が必要になります。
小さな事ですが、長い目で見れば大切なことだと思うので対策をお薦めしています。

090221_4外部では私がコーキングを行っています。
寒い時期のコーキングは、コーキングも固くなり、指で押す場所では指が冷たくなり、明らかに作業性が悪いです。(*_*)
夕方の指先なんて凍りそうなくらい冷たいんです。 さらに花粉との戦いがあって・・・。
早く後継者を育成しないと(-_-;)
合間で職人が手伝ってくれていますが、時間がかかってしまい、全部は任せられません。^^;
とはいえ、普通の仕上がりならばそれでも十分なのですが。
え?「おまえがプレッシャーかけるから丁寧に施工してるんじゃないのか?」 って?
そんなことはありませんよ (^_^;)
まぁ、コーキングもある程度は慣れですから、助けになるように頑張ってもらいましょう。
(^O^)

今週もバタバタと過ぎてしまいました。一週間が早すぎて・・・。
来週は天候が良くなさそうなので、外部給排水工事やコーキングが難航しそうです。
マイッタナ・・・(@_@)  あと少し、頑張っていきますよ~っ!p(^o^)q

加瀬工務店 T.K

コメント
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