今日は七夕。
おりひめとひこぼしの再会の場面はあいにくみられませんね。(^_^;)
愛し合う二人は無事に会えたのでしょうか。
で、今日のお題、夏の風物詩は七夕ではなく、ピストンバルブです。
ハァ?ピストンバルブ???とお思いの方がほとんどでしょうね。(^_^)
当社のお客さんで、夏の期間だけ民宿をしているお宅があります。
このお客さんとは祖父の代からのお付き合いです。
この時期になると準備が始まり、10ヶ月ぶりくらいに給水をします。
そうすると眠っていた配管や設備機器が眠りから覚めるので、いろいろな問題が起こるのです。
人間で言うと、普段運動しない筋肉を使った筋肉痛と言ったところでしょうか。(^_^;)
まずは洋式便器給水のストレーナー(ゴミをとる金網)の詰まりです。
鉄管の管内に流水がなかったため錆が進み、通水により流されて網に詰まるのです。
まずはこれを掃除。(写真1枚目)
続いて、毎年起こるピストンバルブの作動不良。
こちらは小便器の自動洗浄機に付いているバルブで、ピストンのように上下するのでそういう名前なのです。このバルブによって洗浄時間や洗浄水の量などをコントロールするため、大切な部品です。
長期にわたって動いていなかったためうまく働かず、水が流れっぱなしになってしまいます。
今年は1個を交換。(写真2枚目)
毎年1~2台発生するため、すぐに対応できるように在庫を持っているくらいの恒例作業になっています。
良いんだか悪いんだか・・・(>_<)
お客さんには、少しでも故障しないように、休業中もたまには動かしてくださいと頼んではいるのですが、忙しいでしょうし難しいのが現状です。(^_^;)
ピストンバルブの交換も終わったので、「いよいよ夏が始まるな。」という感じですかね。(^_^)
南房総 加瀬工務店
T.K
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