今日は風もなく良い一日でした。
田舎暮らしの家では地盤改良工事を行いました。
現場への進入路は狭い部分があり、4~7tクラスの工事車両が入るか心配でしたが、何とか進入することができて、通常通り工事を始めることができました。今回の改良は湿式柱状改良で、地盤を柱状に掘り下げ掘った部分に固化剤を使って、固い地盤から住宅の基礎下までの柱(杭)をたくさん作り、建物の不同沈下を防ぐ方法です。
住宅の地盤改良ではもっともポピュラーな工事方法です。
工事の流れはセメントや水などをミキサー(青色の機械)に入れて固化剤を作ります。(写真3枚目)
ちなみにこのミキサー、今日がこけら落としだそうです。
おめでとうございま~す。
\(^^)/
その固化剤をポンプで攪拌機(緑色の重機)に送ります。
攪拌機の前面には長いロッドがついていて先端に刃をつけて回転させ、柱状に地盤を攪拌しながら掘り下げていきます。
掘って柔らかくなった土に先ほどの固化剤を注入して混ぜ、柱を作ります。
最後に先端をカッターに替えて柱の頭を削り、高さをそろえて工事完了です。
今回の現場はほとんどが問題ないレベルの地盤ですが、一部の地中に不安定な層が確認されたため、基礎の強化で対応できればと考え検討しましたが、かないませんでした。(>_<)
瑕疵保証が義務化になり、地盤調査で改良が必要と判断された場合、ほとんどの場合改良なしでは瑕疵保険加入ができないため、地盤改良の必要があります。
これから家を建てようとお考えの方で、少しでも地盤に不安をお持ちの方は地盤改良費を検討しておくといいでしょう。
南房総 加瀬工務店 T.K
http://www.kasekoumuten.com
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