ドイツに来て間もなく加入した携帯電話が、バッテリの寿命のせいか電源が入らなくなってしまいました。
仕事用の携帯電話もあるし、プライベートの携帯は殆ど使わないのに月に50EUR以上もかかっている(加入時にいらないと言ったはずのオプションを勝手につけられている???)ので、このさい解約してしまおうと町中のボーダフォンショップに出かけることに。
土曜日の午後ということもあってか、店内はかなり込んでいて、しかも順番待ちの番号札などないので、ひたすら店員の手があくのを待ち続けること約30分。
ようやく1人の店員をつかまえて、動かなくなった携帯電話と毎月送付されてくる請求用紙を見せ、5年近く使った携帯を解約したい旨伝えると、ショップでは解約できないので、ドイツ語で解約したいと一筆書いて、請求書の送付先に送れとだけ言われ、店員はどこかへ行ってしまいそうに。
同じ町のボーダフォンショップで解約した日本人のWEB上の記事を読み、店へと足を運んだのに、30分も待ってその一言で逃げられちゃたまらないと、ちょっと待ってくれと急いで詰めより、「友人はここのボーダフォンショップで解約したんだけど」と話してみるものの、「今はここではできないんだ」の一点ばり。
役所のビザ手続き1つとってみても、担当者が変わればまったく別のことを言われる国なので、だめだこりゃと諦めて「解約の申し込みを手紙で送るから用紙をくれ」と話すと、専門用紙は無いのでこれに一筆書いておくれと渡されたのが、真っ白なコピー用紙1枚。
ほんまにこれで解約できるんか?という感じ。
メールと違って受け取り証明の返信も無いので、ちゃんと送っても「届いていない」と言われていつまでも課金され続けるんじゃないか?と思いつつ、ラチがあかないのでとりあえず店を出ることに。
そういえば仕事先関係でも、携帯電話を購入したものの、本来郵送で届くはずのSIMカードが1ヶ月たっても届かず、何度か電話で問い合わせてみるものの、ボーダフォンの担当者に「既に発送済み」と言われ続けていたことを思い出し、「ああ、、、やっぱりドイツだ」とガックリ肩を落とし、何の収穫も無いまま電車に乗って家へ帰りました。
ボーダフォンは酷いなと思いつつ、Tモバイル(ドイチェテレコム)に加入していた人達が「それでもVodafoneの方がマシ」と乗り換えているので(ウチの会社もその1つ)、これがこの国のスタンダードなのだと諦めるしかなさそう。。。
6ヶ月たったら更新申し込みしないと自動的にキャンセルされるプリペード携帯の方が、我々外国人用のプライベート向け携帯だと、あとくされが無くてよいのかもしれません。
(ドイツでは一般的な、最低利用期間2年という縛りもないですし)
この続きは、解約のレターを送ってしばらくたってから、また報告したいと思っています。
※写真:バッテリ障害で充電できなくなったプライベート用の携帯電話