拝啓、世界の路上から

ギター片手に世界を旅するミュージシャン&映画監督のブログ(現在の訪問国:104ヶ国)

コロンビアがベスト8へ

2014-06-30 | その他


コロンビアはホントに強いです。

スアレスを欠いたとはいえ、ウルグアイを破って、ベスト8へ進出です。

日本戦でも守備陣をチンチンにしたMFのハメス・ロドリゲスがこの日も2ゴールを決め、一気に得点ラインキング単独トップに躍り出ました。

一気にブレイクした感がありますが、これでファルカオがベストの状態だったら、本当に優勝する力があるのではないかと思ってしまいます。
(ただコロンビアも今回が初のベスト8で、次は地元ブラジル戦なので、そう簡単にはいかないと思っていますが、ひょっとしたらという雰囲気があります)

1人で試合の雰囲気と結果をガラリと変えてしまえる、これ位の「個の力」を持った選手が日本にも出て来てくれたら、もっとW杯の戦い方も変わるのかもしれませんね。。。

W杯は決勝トーナメントへ

2014-06-29 | その他


W杯も決勝トーナメントが始まり、いよいよ本番です。

しかしながらそこに日本の名前はなく、コロンビア戦の敗戦の後、しばらくショックで立ち直れずにいました。


コロンビアに叩きのめされたあの日は、小雨の降る中、早朝スポーツバーから自宅へ戻る途中、8年前のドルトムントの夜を思い出していました。

中田英が最後の試合となったあのブラジル戦。

自分は日本代表選手がピッチにしゃがみ込む姿をスタンドで呆然とみつめることしかできなかったドルトムントの夜のことを。


日本代表の現在位置を思い知らされたあの日。

あれから日本サッカー界は躍進してきたはずでした。

しかしまだまだその差は大きいのだと、日本はまだまだ弱者なのだと思い知らされました。


この4年間、ザックジャパンは強者のサッカーを目指していました。

しかしそれを実現するには、まだまだ個の力が足りないのだと思います。

一方で決勝トーナメントに進出したギリシャは、弱者のサッカーを貫いていました。

もし日本が自分達の実力と相手との力の差を踏まえた上で、徹底的に勝ちにこだわるサッカーをしていたなら、そこに名前を刻んだのは日本だったと今でも思っています。

少なくとも一戦目、二戦目は間違いなく勝てた試合でした。


今サッカー協会は次の監督探しで、今回の批判の矛先をかわそうとしているかにも思えます。

一方ネットでは、サッカー協会幹部の責任を問う声が相次いでいます。


結論から言えば、日本が強者のサッカーをするのはまだ早すぎだのだと。それをコンフェデで思い知らされたはずだったと。

しかしそれに対して無策だったザッケローニ監督と、そのザッケローニ体制の問題を放置してきたサッカー協会の責任は確かに大きいと思います。

自分たちも日本サッカー協会員として、末端の活動をしていますが、その中で1つ感じるのは、すごくサッカーの質は良くなっているのに、視点がまだまだ国内目線であるということ。

そういった意味で、サッカー日本代表を支える協会側も、これを機に実際にプレイヤーとして欧州等で揉まれた経験のある世代への若返りが必要だと思います。

現在、次期技術委員長の候補として、宮本恒靖元日本代表キャプテンの名前があがっていますが、2度のW杯を闘い、ドルトムントの夜を経験し、その後オーストリア等でも苦労をしてきた彼の経験が還元されるのは良いことだと思います。

併せて日本サッカー協会会長も、国際社会で名前が通っている人物が就任することが望ましいと思います。

本来なら真っ先に中田英寿氏の名前を出したいところですが、日本サッカー協会とうまくいっていないようなので(ドイツW杯の日本代表チームでは宮本選手ともうまくいっていなかったようです)、まだ現役ではあるものの、三浦知良選手が引退後、サッカー協会会長として、日本サッカー界を引っ張っていってくれたら、そんな風潮になってくれたらと個人的には思っています。
(本田選手や香川選手、長友選手達が引退するのはまだ先のはずなので)


日本サッカー界の未来は、誰か1人の力で作られるものではありません。

皆で小さな小石を積み上げていくものだと思っています。

しかしながらその積み上げた小石をしっかりとした基礎・土台にして、全体の設計図を手に、素晴らしい家を作り上げることができる、優秀なコンダクターとマイスターを選出するタイミングに来ているのだと思います。。。

コスタリアがベスト16進出です。

2014-06-21 | その他
今大会の最激戦区の1つ、グループDですが、下馬評を覆し、コスタリカがウルグアイに続いてイタリアも破って、決勝トーナメント進出決定です。

これによりイングランドがグループリーグ敗退決定、もう1枠は次戦のイタリアとウルグアイの勝者となります。

単純な実力で言えば、今大会でもかなり下の部類(北中米エリアなのでFIFAランキングはそこそこありますが、世界の一般的な評価では日本と同じか、日本の方が少し上のイメージ)のコスタリカですが、5-4-1で徹底的に引いて守る堅守速攻型の“弱者のサッカー”に徹しています。

これがサッカー、そしてW杯だなと感じさせてくれます。

ますますW杯が面白くなってきました。

最後まであきらめない

2014-06-20 | その他


昨日は早朝から渋谷のPVで日本vsギリシャ戦を観戦していました。

結果は無念の0-0。

日本代表に対する批判記事が増えていますが、確かに勝てた試合、そしてもっとやれたはず”の試合でした。

録画で1日平均2試合ペースで今大会の試合をTV観戦していますが、昨日敗退が決まったイングランドも、激しいプレイの連続で、「この1試合にかける本気度」を感じます。

しかしながらここまでの2試合を見る限りは、チームとしてのそれが他国と比べ、日本はあまり感じられない(もちろん個別の選手単位ではそれを全面に出している選手もいますが)、そんな印象さえ受けます。

ある意味、これが日本代表の現在位置なのか、、、とそんな考えもよぎります。


しかし人生がそうであるように、チームも良い時、悪い時があり、今の日本代表は後者なのかなと。W杯で負けて良いと思っている選手は、代表チームに1人もいないはずです。

ここまで来たのだから、開き直って、最後は1点でも多くとって絶対勝って帰る、そしてあとは運を天に任せるしかないと思います。


1つ言えるのは、ギリシャは決して弱くないです。
コートジボワールが負ける可能性や、引き分けとなる可能性もゼロではなりません。

日本が勝って他会場が引き分けて、もし勝ち点4で並んだ場合は、得失点差、そして総得点差となります。

コートジボワールは得失点差0、総得点3で、日本は得失点差‐1、総得点2となっています。
(ちなみにギリシャは得失点差-3、総得点0)

日本代表は少なくとも2点差以上で、コロンビアに勝利する必要がある、本当に厳しい条件ですが、サッカーは何が起こるかわかりません。


あちこちで確率論の話が出ていますが、日々ものすごい勢いで進化を続ける現代サッカーは、そんな過去のデータで予測できるほど単純なものではないです。

世界一厳しい戦いであるW杯本番なのだから、こんな結果もある意味、予想の範囲内。
我々は王者スペインや開催国の強豪ブラジルと違って、歴史の浅いチャレンジャー。

我々日本人が日本代表を応援しなかったら、誰が応援するのか?と個人的には思っています。

試合終了のホイッスルが鳴る最後の最後まで、我々の代表を信じて、精一杯応援しようと思います。

ドイツの挑戦

2014-06-17 | その他


アルゼンチンやフランスが順当勝ちをしていますが、注目の1戦、ドイツvsポルトガルは、4-0でドイツが圧勝です。

ここ数年チャンピオンズリーグでは、バイエルンやドルトムントが躍進していますが、レーヴ体制になって2度目のW杯を迎えるドイツは、本当にチームの完成度が高いです。

お祭り男ミュラーの1トップが見事はまり、この日ミュラーはハットトリックです。

一方で守備の中心選手、フンメルスが怪我で途中退場。

今季はドルトムントでも怪我で欠場しがちがった為、少し心配です。


ポルトガルは、悪童ペペが頭突きで1発退場。

ある意味“らしさ”をみせてくれましたが、これでポルトガルはグループリーグ敗退の危機を迎えることになりました。ポルトガルにとってはあまりにも痛いです。(汗)


W杯はこれまで、南米開催時は南米のチームが、欧州開催時は欧州のチームが優勝してきた歴史があります。

しかしこの日のドイツのプレーをみると、ひょっとして南米大会で初の欧州のチームが優勝するのか?とそんな印象さえ受けました。

ネイマール&ワールドクラスのディフェンス陣を揃えるブラジルと、メッシ擁するアルゼンチンが注目される今大会ですが、ドイツをはじめとする欧州勢の挑戦も目が離せませんね。

まだ終わってない

2014-06-15 | その他


サッカーW杯ブラジル大会一次リーググループC、日本代表vsコートジボワール代表は、1-2の逆転負けで、黒星スタートとなりました。

今大会でベスト16以上に行けるかどうかは、この先の日本サッカー界の10年に大きく影響を及ぼすと個人的に思っています。

そういった意味で、少なくとも引き分け以上が必要だった試合。


悪天候ということはあったにせよ、点差以上に試合内容が悪かった。

前日フワッとしたプレイで何もできなかったスペイン代表のように、日本の「俺たちのサッカー」が見えてこなかった一戦。


でもまだW杯は終わっていません。

監督の采配や代表メンバーをたたくのは、W杯が終わってからでいいです。

ギリシャもコロンビアも強い相手ですが、あと2つ勝てば、まだベスト16以上の可能性があります。


日本代表の勝利を信じて、最後の最後まで諦めずに、精一杯応援したいと思います。

我々の思いが地球の裏側まで届くように。


頑張れニッポン!!!

オランダがスペインを5-1で撃破!!!

2014-06-14 | その他


早朝からのTV観戦でしたが、世界中が驚いた試合でした。

ここまでスペインが一方的にやられた試合は、記憶にないです。。。

バルサスタイルのポゼッションフットボールを展開し、2度のEUROも手中にした前回W杯王者のスペインですが、今季のバルサの不振と、リーガで優勝したアトレティコ・マドリーの活躍もあってか、故障明けのアトレティコのエース、ジエゴ・コスタを中心に、これまでのスタイルを捨て、縦へボールを入れるサッカーをしようとしているようにも見えました。

しかし全てがフワッとしている感じがして、コンセプトが不明瞭で、そこをオランダに突かれた印象です。

まったくもってスペインらしくない一戦でしたが、逆にオランダは本当に素晴らしかったです。

別の試合でチリが勝ったこともあり、これで得失点差‐4のスペインは、残りの2試合をすべて勝たなくてはいけなくなりました。

こんな波乱があるのがサッカー、そしてW杯ですが、日本代表も明日の試合で、格上のコートジボワールを撃破し、世界をあっと言わせてほしいと思います。


W杯開幕戦!!!

2014-06-13 | その他


サッカーW杯2014ブラジル大会が開幕しました。

今仕事でNYの対応を早朝からしているので、いつもと変わらない時間に起きて、朝5時から仕事をしつつのTV観戦でしたが(笑)、予想以上にクロアチアが激しいプレスをかけ続ける、良い試合運びをして、開幕戦に相応しい好ゲームでした。

この開幕戦は、日本人審判団がジャッジをするということで注目された試合でしたが、ブラジルの決勝点となったPKシーンのジャッジが、さっそくネット上でも話題になっています。

個人的にフレッジはワザと倒れた節があるし、欧州トップリーグのゲームなら流したかもしれないプレイだったと思いますが、あれだけしっかり手をかけていると笛を吹いてもおかしくないと思っています。

もちろんクロアチア側の立場に立てば、ブラジル寄りの笛にみえなくはないですけれど、あれは所謂ミスジャッジではありません。
(クロアチアが自分好みのハイプレスなサッカーをしていたので、試合中はどちらかというと自分はクロアチア寄りだったかもしれませんが。笑)

世界でも有数のフェアプレーなサッカーをする日本では、多くの審判があの場面ではファウルを取ると思います。


後はグレーゾーンの中でどこに基準を持つかの話。


まだマラドーナやファンバステンが現役でプレーをしていた時代と比べて、間違いなく現在のジャッジは「プレイヤーの選手生命守る安全なジャッジ」によりなってきていると思います。

そしてJFA(日本サッカー協会)の審判講習会やコーチ講習会では、「選手生命を守る為のフェアプレイ順守の重要性」について、しっかり時間がかけられています。

そういった意味で1人の日本人としては、今回のジャッジをネガティブに論じるべきではないと個人的には思っています。


日本の審判は危険なプレイは笛を吹く、汚いプレイは許さないという認識が定着すれば、それは1つの文化になると思います。

チームの勝利の為に献身的で、フェアプレイを良しとし、モダンなサッカーをする国、日本。

それは日本サッカー界が目指す1つの姿だと思っています。


W杯開幕戦ブラジルvsクロアチア戦は日本人審判団が担当

2014-06-10 | その他


いよいよW杯開幕戦まであと2日。

さてその開幕戦ですが、主審・副審共に日本人審判団がジャッジをするそうです。

S4ですが自分も審判資格をとらせて頂いた関係で、ちょっと嬉しい思いがあります。
(S4はサッカー未経験でも取得できますし、週末1日で気軽に講習&試験を受けられます)


世界のサッカーをみていても、えええええ?というジャッジを目にすることが多々ありますが、自分たちがレフリングしたことがある公式戦はU12の全小都大会等位ですが、日本の審判のレベルは世界でもかなり高い方だと思います。
(細かいところに気をくばり、まじめに対応し、向上心を持ってカイゼン(勉強・修正)し続ける日本人の性格が、審判に向いているのかもしれません)

同じ試合をみていても、プレイヤー目線とコーチ目線、審判目線とファン目線ではそれぞれ、全然違った印象になるのが面白いです。

日本代表戦は、よりファン目線になりがちですが(松木さんは解説の仕事でもファン目線ですが。笑)、試合を録画して、開幕戦はいつもと違った目線で試合をみてみると、面白いかもしれませんね。(笑)

サッカーで

2014-06-09 | その他


日曜日の午後、雨の降る中サッカーをしていて、右肩を激しくぶつけて、夕べから右腕が上がりません。(汗)

ジャンプした後、右肩から落ちたのですが、その時は脱臼か骨折だと思い、すぐに病院でレントゲンをとったものの、幸い骨には異常なし。

利き腕なので何をするにも本当に不便ですが、肩を隙間なくテーピングのようにして、1日シップをはっていたら、少し良くなってきたので、なんとかこの調子なら数日で回復しそうです。