先日のミラノダービーで負傷退場した長友選手ですが、何と外側半月板の損傷とインテルから発表がありました。
思いのほか重症で、本人はもちろん、クラブチームにとっても、日本代表にとっても大変な痛手です。
これで3月26日のW杯予選ヨルダン戦への出場も難しくなりました。
W杯出場が決まる可能性が高い同試合ですが、右SBの内田選手も筋肉系の怪我で、本田選手もチームを離れてバルセロナで怪我の治療中という報道もあり、何とも心配な話ばかりです。
しかし普段チャンスが少ない選手にとっては、実力をアピールするチャンスという見方も出来ます。
ブンデスリーガで活躍する、左右両サイドでプレイできるSBの酒井高徳選手や、攻撃的MFの清武選手にとっては、代表でのレギュラー獲得のチャンスかもしれません。
そしてまだ代表に呼ばれていない選手には、初召集の声がかかるチャンスでもあります。
レギュラー選手の故障離脱の話とは別に、個人的にはかつて天才と呼ばれ、どん底から這い上がってきた、柿谷曜一朗選手を1度、日本代表でみてみたい気持ちはあります。
同じメンバーでずっと試合を進められるのが1番ですが、次のW杯本番までまだあと1年半というこの段階では、より多くの選手がチャンスを得て、誰が試合に出ても結果が出せるよう、選手層が厚くなることは、代表チームにとってけしてマイナスではないとも思っています。
ザッケローニ監督的には、より高いレベルの相手にも結果が出せるよう、同じメンバーで成熟度をあげたいようにみえますが、残念ながらサッカー選手にとって怪我はつきものですので(自分のようなお遊びレベルでも、2週間前に草サッカーで右足親指を怪我し、数日ジョギングできませんでした)、大切な本番時に必ずしもベストメンバーでのぞめないことも視野に入れる必要があると思っています。
もちろん長友選手や本田選手は、欧州在住時代にスタジアムまで足を運び、今も試合をスカパーで録画して、個人的に特別な思いを持って応援していますし、次のW杯で欠かせないチームの中心選手だと思っています。
(ウッチーはシャルケのゲームを何度かみに行ったものの、なぜかいつも欠場で、ウォーミングアップする姿しかみていませんが。汗)
代表の主力選手達が、1日も早く元気で戻ってきてくれることを、切に切に願っています。