拝啓、世界の路上から

ギター片手に世界を旅するミュージシャン&映画監督のブログ(現在の訪問国:104ヶ国)

バルセロナの空港バス情報(バルセロナ/スペイン)

2010-10-31 | 旅メモ&旅日記(欧州)

2009年に新ターミナルがオープンしたバルセロナ空港のバス情報です。

これまでのターミナルがT2、新設ターミナルがT1で、両ターミナル間はかなり離れており徒歩での移動は不可。

両ターミナル間は約10分の無料シャトルバスが走っていますが、同バスが30分に1本程度しかなく非常に不便です。

また市内から空港への電車はT2にのみ到着するので、T1利用の場合は注意が必要です。
(電車は空港から3駅目のサンツ駅、又は4駅目のPasseig de Graciaへ到着。地下鉄1回券と同額です)



空港⇔市内への移動は、朝6~夜11時半位まで15分間隔で走っている空港バス(Aerobus/アエロバス)が非常に便利で、空港⇔スペイン広場(エスパーニャ)間を空港バス、そこから地下鉄に乗り換えるのがベターだと思います。

空港⇔スペイン広場間は約15分、約5EURです。
(スペイン広場からのアクセスは快適でしたが、カタルーニャ広場へは市内を通っていくので、渋滞等に注意が必要なようです)

チケットはバスに乗って運転手から購入する形式。


T1とT2へ行くのは違うバスなので、バス正面に出ている表示(T1、T2/Aerobus等の表示あり)で行き先を確認する必要があります。
(載るときに運転手に念のため行き先を確認するのがよいかもしれません)


スペイン広場の乗り場は地下鉄エスパーニャ駅から地上に出てすぐの、闘牛場前のロータリーのところにあり、道路を挟んで反対側です。



タクシーは市内まで約30分で、料金は通常30~40EUR程度。
通常料金に加え、荷物1個あたりに別途荷物代をとられる仕組みです。

早朝、深夜はタクシーがかなり便利。


一方バルセロナも通勤時間帯はかなり酷い渋滞になるので、こちらも注意が必要です。


写真:サグラダファミリア西側の受難のファサード

冬の始まり

2010-10-30 | その他
今晩(10月最終日曜日の0時)から、欧州も冬時間です。
(日本との時差が8H)

最近は早朝など霜が降りていますが、いよいよ本格的に冬の始まりです。


11月にはドイツ各地で、クリスマスマーケットの準備に入ります。

毎年どこかの町のクリスマスマーケットを訪れていますが、今年はドレスデンあたりに足をのばしてみようかと思っています。

ハンブルグ名物?の回転服屋???

2010-10-29 | ドイツ生活情報


先日仕事でハンブルグを訪れた際のこと。


ハンブルグは港町だけあって、魚を食べるドイツ人も多く(自分の知人の内陸ドイツ人は大抵魚がキライ)、町を歩いているといくつか回転ずしのお店(非日本人系のお店が多い)を見かけます。


そんな中、町中で見つけたのが「回転服屋」。


それ程広くない店内が、歩道からショーウィンドウごしに透けて見えるのですが、ハンガーに掛けられた服が、店内を回転ずしのようにぐるぐると回っているではないですか。
(それも四コマ漫画やバラエティ番組なら、間違いなく「ピューーー」という擬似音を入れるであろう程の結構な速いスピードで)


あ、ちょっとこれいいかも~と思った服も、あっという間に流れて行ってしまい、1周して戻ってこないとじっくり見られない仕組み。

おっこれは!と思った瞬間、さっと服を回転ハンガーから外して手に取り、じっくり見た後、「あ、やっぱりイラナイや」と、再び回転ハンガーに戻すのが正しい利用方法なのかもしれませんが、何ともセワシナイ仕掛けです。
(なぜ「イラナイ」前提なのかは、よくわかりませんが。汗)


かつて日本も外国のオリジナル製品にひと工夫加えて、より良い製品を作り出したものですが、これはインパクトを狙ったものなのか、何も考えずに思いつきで「やっちゃった」のか、、、。
(ひょっとすると何かスポーツをやっているアルバイト店員の、動体視力を鍛えるトレーニング設備なのかもしれません。<ほんまか)


一方で、日本の回転ずしは、すっかり我々日本人には定着して、「当たり前の光景」と化していますが、寿司をよく知らない外国の人たちが、回転ずしで1品ずつ「あれは何?」と説明を聞きながら、ネタを選んでいたとしたら、やっぱり「あ、これいいかも」と思った瞬間に、欲しいネタが流れていってしまうなんて事が、ひょっとしたらあるのかもしれません。

(まあ、かゆい所に手が届く、世界最高レベルのサービス水準を持つ日本なら、回転ずしでも写真付きのメニューを、ウェイトレスのお姉さんが親切に持ってきてくれるのかもしれませんが。。。)



でもこのハンブルグの回転服屋、店の前を何度か通ったことがありますが、実はまだ「買っていく人」を見かけたことが無いので、1度「服が売れるところ」を見てみたいと思う今日この頃。


「他人と違うことをやってみよう」という方向性は好きなので、個人的には応援しているのですが、でも次回前を通ったらお店が無かったりして。。。<おいおい



もしハンブルグを訪れることがあったら、「回転服屋」を1度探してみて下さい。(笑)


サグラダ・ファミリア情報(バルセロナ/スペイン)

2010-10-28 | 旅メモ&旅日記(欧州)
約半年ぶりのバルセロナでしたが、今回もやはり足を向けたサグラダ・ファミリア大聖堂。

今回は西側の受難のファサード(現在個人で入場できるのは西側からだけ)から大聖堂内に入り、エレベータで塔の上まで登ったので、その時の旅メモをアップロードしておきます。


中に入るには、行列ができることで有名なサグラダ・ファミリアですが、ピークシーズンを外れた2010年10月時点でもすごい行列で、入場に1時間、そこからエレベータに乗るのにまた1時間と、週末など計2時間待ちは当たり前の状態のようです。

9時開場なので、土曜日ということもあって8時30分頃に地下鉄サグラダファミリア駅(L5/L2)に到着して西側入場門へ並んだのですが、その時はまだ並んでいたのは1桁台。

9時過ぎに門が開き(この時点の行列は50~60人位でした)、入場料12EURを払って中に入り、工事中の大聖堂内部を見学する人達をすり抜けてエレベータに直行。
(※1度に入れる入場者数よりも、エレベータに載れる人数の方が少ないため、中に入ったらすぐエレベータに直行するのが重要なポイント)


1番のりでエレベータ内部で2.5EURを払って上へ。


そこから30分程かけて下に下りてきた頃には、エレベータ前には100人を超える行列ができていました。


塔を降りてからゆっくり30分程大聖堂内部をみて10時ごろに外に出ると、外には入場待ちの人達が200人強の列を作っていました。
(思わずディズニーランドのアトラクション前の行列待ちを連想してしまった。苦笑)


サグラダ・ファミリアは外から眺めるだけでも十分素晴らしいですが、せっかく来たから中に入ろうという方は、開場前のできるだけ早い時間に行くことをオススメします。


※写真:サグラダ・ファミリア大聖堂東側の生誕のファサード(2010年秋)

スペインAVEの旅(グラナダ~コルドバ~マドリッド~トレド~バルセロナ)

2010-10-27 | 旅メモ&旅日記(欧州)


2008年2月にマドリッド=バルセロナ線が開通したばかりのスペインの新幹線、AVE(アヴェ)等を使って、グラナダ~バルセロナを列車旅した際の旅メモです。

マドリッドをHUBにセビリア~バルセロナ間を走るAVEですが、格安飛行機よりも割高ではあるものの、「5分遅れたら翌日以降に全額返金」をうたうだけあって、実に時間キッカリ(むしろ定刻より早く到着していた)で、欧州の中でも比較的ルーズなスペインでは考えられない程、快適な列車旅でした。


よく1時間位平気で遅延するドイツ、フランスでは考えられないクオリティで、日本やスイスと肩を並べる程。やればできるじゃないか!という感じです。
(インフラ・設備等に課題のある東欧は別として、ドイツやフランスは「やる気がないだけ」じゃないかと、改めて感じてしまいました。しかしスペインも、返金ポリシーの無いAVE以外の普通列車、特急はかなり遅れます。スペインではもちろん?飛行機も本当によく遅れます。汗)


スペインが誇る新幹線AVE、機会があればぜひ1度体験してみる価値あり!です。



「グラナダ~バルセロナ列車旅」(2010年10月時点。金額は正規料金)


1.グラナダ(Granada)→コルドバ(Cordoba):ローカル特急利用。2時間21分。約32EUR。


2.コルドバ(Cordoba)→マドリッド(PTA Atocha):AVE利用。1時間51分。約68EUR。


3.マドリッド(PTA Atocha)⇔トレド(Toledo):AVE利用。片道30分。往復で計18EUR。


4.マドリッド(PTA Atocha)→バルセロナ(Barcelona Sants):AVE利用。2時間58分。約116EUR。


※フランクフルト⇔バルセロナ→グラナダは飛行機を利用。
(ルフトハンザのWEBサイト早割りでFRA⇔バルセロナが約180EUR、バルセロナ→グラナダはSpanairのWEBサイト予約で約60EURから)


※最新の時刻表は以下スペイン国鉄のサイトでも確認出来ます。
http://www.renfe.com/EN/viajeros/index.html


※写真:マドリッド(PTA Atocha)のAVE専用ターミナル

カンプノウでの試合観戦(バルセロナ/スペイン)

2010-10-18 | 欧州サッカー&日本代表

リーガ・エスパニョーラ2010-11シーズン第七節、FCバルセロナvsバレンシアの試合へ行ってきました。

メインスタンド中央後方(ものすごく高くて怖いぐらい)での観戦でしたが、首位争いの試合だけあって地元観客も相当ヒートアップしており、地響きをあげる声援、鼓膜が破れそうな位のブーイング(殆どがバルセロナサポーターで相手チームGKなど気の毒な程)と、カンプノウの雰囲気はすごかったです。


試合前半は圧倒的なバレンシアペースで0-1で折り返しましたが、後半早々にイエニスタのゴールでバルセロナが追いつき、同18分のプジョルのゴールで逆転すると、圧倒的にバルセロナペースとなり、そのまま勝利。

選手のプレーの質はもちろん素晴らしいですが、観客のパワーがものすごぐ、ある意味ブンデスリーガが遠く及ばないほどの「熱さ」を感じました。
さすがは情熱の国スペイン。(笑)


2年前のEURO2008、そして今年のW杯で世界の頂点にたったスペインですが、世界各地から集った一流プレーヤーと共に、自国プレーヤーが最高レベルのサッカーをし、それをみつめる観客がまたチームと選手を育てる、、、スペインのサッカーがこの20年位で飛躍的に強くなったのも頷けます。


ぜひ機会があればまたスタジアムへ足を運びたいと思っています。



なおバルセロナのサッカー観戦チケットは、インターネットでも事前に座席の予約ができるようですが(Eチケではないのであくまでシート予約)、よほどのビックゲームでないかぎり、当日券も結構あります。

地下鉄3号線(L3)のLesCorts(ラスコルツ)駅から大通り(TravesseraDeLesCorts)をまっすぐ西へ徒歩10分程進むと、カンプノウのゲートがあり、そのすぐ西側(進行方向奥)が当日券売り場です。


座席は1番良い席で150EUROぐらい(2010-11リーグ戦)で、現金orクレジットカードが使用できるみたいで(自分はキャッシュでしたが前に並んでいたスペイン人はカードで支払っていました)、チケット売り場のおばちゃんも英語が通じました。


試合のある日にバルセロナにSTAYしているのであれば、ぜひ1度行く価値あり!!!です。


写真:サッカー観戦のチケット



リーガエスパニョーラ

2010-10-16 | その他
今所用でスペインのバルセロナに来ています。

せっかくの週末を含めたスペインSTAYなので、世界最高レベルのサッカーをみようと先程スタジアムに行って当日券を買ってきました。

この後カンプノウでのFCバルセロナvsバレンシア(現在首位)の試合に行ってきます。


これまでも仕事等でバルセロナに来る機会が何度かあったのですが、初のカンプノウでの試合観戦なのですごく楽しみです。

ドイツ生活定番?の麻婆ズッキーニ???

2010-10-13 | ドイツ生活情報


週末など時折自炊をするのですが、食材の種類の違いなのか、以前麻婆茄子を作ったときに、ナスが固くてちょっと違うなという感じがしたのですが、ドイツはズッキーニが安くて、近所のスーパー(ALDI)で特大のやつが3本で80円ぐらいで、それが甘くてすごく美味しかったりするので、試しに麻婆ズッキーニなるものを作ってみました。


日本の麻婆茄子の素を使っているので(+豆板醤を加えたもの)、基本的な味は麻婆茄子のままですが、ナスよりも食感的に歯ごたえがあり、味も水っぽさがなくて、しっかりと甘みがあって大成功!?


日本ではズッキーニが結構高かった記憶がありますが、この夏に自分がハマった程、ドイツでは手軽な食材なので、欧州にきたらぜひお試しを。
(お店には麻婆ズッキーニはないかもしれませんが。笑)

クシャダスの夕日(クシャダス/トルコ)

2010-10-11 | 旅フォト(中東)


トルコのイズミル郊外のエーゲ海リゾート、クシャダスで見た水平線に沈む夕日です。

他のアイランドリゾート等と違い、海はそれほどキレイじゃありませんでしたが(汗)、いつ見ても雄大な水平線に沈む夕日は心にしみます。