拝啓、世界の路上から

ギター片手に世界を旅するミュージシャン&映画監督のブログ(現在の訪問国:104ヶ国)

世界遺産の危機???

2010-07-04 | 旅メモ&旅日記(中東・アフリカ)


先日トルコでクシャダスから車で2時間半程の所にある世界遺産、パムッカレへ2年ぶりに訪れたのですが、前回よりもさらに水量がぐっと減っていました。


今回は人数がいたので、エフェスで利用したタクシードライバーと交渉し、タクシーを1日150ユーロでシェアしパムッカレに訪れたのですが(ちなみにエフェスは片道30分の往復と遺跡訪問2時間待ちのトータル3時間で計50EUR)、トルコ人ドライバーの話によると、パムッカレ周辺の村々で観光客が増加し、生活用水を沢山利用する為、パムッカレ周辺の水源の枯渇化が進んでいるのだとか。
(パムッカレ村も慢性的な水不足らしいです。なのに村のすぐ近くにウォータースライダーが沢山あるレジャープール施設が建っていました。おいおい本末転倒だろトルコ人!という感じです。汗)


世界遺産を守るためには、周辺で滞在するのではなく、エーゲ海地方や地中海地方からの日帰り訪問か、通り抜けが良いのかもしれません。


それでも日中35度を超える暑い日差しの中、パムッカレの石灰棚の中で水着に着替えて泳ぐ人たちがたくさんいたのですが、そんな中に1歳位の白人の赤ちゃんが水につかっていました。

しかしすぐその横に茶色い物体がぷかぷかと浮かんでおり、石灰棚で土か?と怪訝に思いよくみると、なんとウ○コじゃありませんか。

しかも赤ちゃんのお尻から、さらにプリッと追加で滴り落ちるものが。。。


他の観光客も気づいて、一斉に石灰棚から皆あがる羽目に。

ゴツイ体格の白人の両親も気づいたのか、赤ちゃんを抱えて逃げるように走り去り、ウ○コだけがそこに残されて、プカプカと浮かんでいました。

ただでさえ水源が枯渇しているのに、まさにこれぞ世界遺産の危機???


イタリアやその他各地の世界遺産で、マナーやモラルの低下の話題が時々記事になっていますが、世界遺産で裸の赤ちゃんを歩かせちゃいかんだろう、、、。


とんでもないオチがついてしまった今回のパムッカレ訪問ですが、お尻から落ちるものがあっちゃ、落ちつかない???
(また駄洒落かい。汗)

※写真:パムッカレ(トルコ)

2008年10月5日(アンタルヤ/トルコ)

2008-10-14 | 旅メモ&旅日記(中東・アフリカ)


10月5日(日)

6:00 起床

6:30~6:50 朝食(宿泊費に含まれている)。
トルコ風。トルコはソーセージも豚じゃなく羊や牛肉を使う。
(絶対豚肉の方が美味しいと思うけど)
コーヒーは基本ネスカフェ(かなり粉っぽい)。

本当は7時からだけど6時半から食事をとらせてくれた。

6:55~7:10 ホテルをチェックアウトし空港へ。
国際線2ターミナルと国内線ターミナルの計3ターミナルありそれぞれ1~2キロ離れている。
タクシー代20YTL(約12EUR/約1800円)


AYT8:05/IST9:25 TK409
IST12:00/FRA14:10 LH2083


※写真:朝日に照らされるアンタルヤの街???
(リゾートマンション?)

2008年10月4日(アンタルヤ/トルコ)

2008-10-13 | 旅メモ&旅日記(中東・アフリカ)



10月4日(土)

6:00 起床

6:45 宿をチェックアウトしてバス停へ。

7:00 7時始発のバスがまだ来ない。バス停前の売店で朝食、移動用にコーラ1.5ℓ(1.75YTL)とトルコパン(0.75YTL)を買う。

15分程遅れてバスが到着。


7:30 デニズリのオトガルへ到着。2YTL(約1.2EUR/約180円)アンタルヤ行きのバスチケット(パムッカレバス)を買う。25YTL(約15EUR/約2250円)

8:00~12:00 超デラックスバスで快適な移動。ホステスの軽食(ドリンク&スナック)サービス付。
まるで飛行機のよう。

トルコのバスは日本やアメリカ(最近は乗ってないけど)よりもずっと豪華、安価で良い移動手段だと思う。バス旅でこんな気持ちになったのは南米以来。


12:10~12:30 市内中心部から6km離れたアンタルヤのオトガルから、タクシーで前日WEBで予約したホテルへ移動。タクシー代約30YTL(約18EUR)。バス代より高いが高級ホテルエリアに宿をとってしまった為、移動手段が他にない。
(市内中心部のカレイチへはバスがある)

12:30 ホテルにチェックイン。(BiLEM HOTEL) 
1泊2食付で50EUR。地中海に泳ぎに下りることができるプライベートデッキ付。

13:30 ホテル近くの売店で昼食?に、ポテトチップ(2.5YTL)、クッキー(2.5YTL)、1.5ℓアイスティー(3.5YTL)を買う。
リゾートエリアだけあってかなり割高。


14:00~17:00 プライベートデッキへ下りて地中海の海へ。デッキ使用料5YTL(約3EUR/約450円)
(アンタルヤ近辺の)地中海はとにかく青いと聞いていたが噂に違わぬ青さ。


17:30~19:00 ハマムでオイルマッサージ(1H)&サウナ。
若いお姉さんのマッサージ師さんで、着ていった水着をいきなり脱げと言われ、ひょっとして怪しいサービスか???牧場の羊を100匹まで数えながら下半身の神経をそらさなくては、、、と一瞬よこしまな想像が頭をよぎるが、バスタオルを渡されそれで下半身を隠せと言われる。

、、、フツーの健康マッサージだった。(当然だが)


むしろかなり痛くて(結構ツボが外れているので)、イッキに縮みあがる。これで20EUR。。。(涙)


19:00~19:30 ビュッフェ形式の夕食。(宿泊費に含まれている)。もちろんトルコ風。
飲み物別で1.5ℓの水が3EUR。高い。

19:30~20:00 無料インターネットを利用。(英語orトルコ語)

21:00~ 就寝


※写真:アンタルヤの海と立ち並ぶ崖の上のリゾートホテル

2008年10月3日(パムッカレ/トルコ)

2008-10-12 | 旅メモ&旅日記(中東・アフリカ)



10月2日(木)
FRA22:25/IST2:10 LH3344
イスタンブールのアタテュルク空港で両替。1YTL=約0.6EUR(約90円)


10月3日(金)
IST6:50/DNZ7:55 TK236
8:10~8:40 デニズリチャルダック空港からデニズリのオトガル(中央バスターミナル)までセルヴィス(ミニバス)で移動。
11YTL(約6.6EUR/約990円)

8:45~9:00オトガルからパムッカレ村まで市バスで移動。2YTL(約1.2EUR/約180円)
雨が激しく振り出す。

9:30~ パムッカレ村のKale Hotelにチェックイン。シングル1泊20YTL。(約12EUR/約1800円)※インターネット無料(日本語可)

10:00~ 雨が止んだのでパムッカレの石灰棚へ。入場料20YTL。(約12EUR/約1800円)
しかしパムッカレの石灰棚沿いの歩道を歩いているうちにまた雨が激しく振り出す。

11:00~12:00 パムッカレ温泉へ。20YTL(約12EUR/約1800円)、コインロッカーのデポジット10YTL※後で返してくれる。
温泉の底には遺跡がゴロゴロとしており面白い。しかし岩場の為、足の裏がイタイ。天然温泉でコケとかが沢山浮いており、むしろ池か???

12:00~13:00 温泉施設内の食堂?で、ケバブサンドとコーラの昼食。10YTL(約6EUR/約900円)

13:00~15:00 遊歩道を歩いて南門近くの絶景ポイントへ。しかし雨の為、イマイチの景色。ひたすら雨があがるのを待つ。


15:00~16:00 先程までの大雨が嘘のようにカラッとと晴れ、パムッカレの白い石灰棚に張った水がキラキラと輝く。息を飲む程の景色。

大雨に打たれながら、まるでこの雨が永遠に続くかのような気持ちにさえなったのだけれど、きっと晴れるとそう信じて、ひたすらその時がくるまで今できることをする、、、そしてそこで見たものは、どんな言葉も陳腐に思える程の風景。


信じ続けること、そしてその時がくるまでひたすら準備を続けることの大切さを、この旅の数時間の中で教えられているような気がする。


胸の底から(ここに来ることができて)「ああよかったぁ」、「本当にありがとう」とそんな言葉たちがこぼれ落ちる。


世界を旅するようになって来年でちょうど10年。人の一生はたかが70年から100年前後。


いつまでも旅の中でこの感情を忘れずにいたいと思う。




16:00~16:15 ヒエラポリスの円形劇場へ。思いの他規模が大きくてびっくり。1万5千人も収容できるのだとか。

16:15~16:45 石灰棚沿いの歩道をゆっくりと下る。ここは環境保護の為、土足厳禁。足の裏がチクチクとかなり痛い。
雨がまた降り出す。

16:45~17:00 パムッカレ村の宿に到着。雨がまた激しく振り出す。(雨はこの後夜通し続くことに)

17:00~18:00 シャワーを浴びるも水シャワー。雨の影響もあってか、朝夕は特に暖房を入れたい程の気温。しかし藻のういたエコロジーな温泉と石灰棚、雨にも濡れたので水でもいいやと、ガタガタ震えながらシャワーを浴びる。

18:00~19:00 宿近くのメフメッツ・ヘブンで夕食。ガイドブックを持っていくとディスカウントしてくれる。
チキンドネルケバブ(あぶり焼きを削いだもの)とアイラン(しょっぱい飲むヨーグルト)で10YTL。(約6EUR/約900円)

19:00~20:00 宿で無料インターネットを利用。

20:00~ 就寝。

前日は機内で数時間のみの睡眠だったので、すぐに眠り落ちた。


※写真:パムッカレの石灰棚

FROMパムッカレ(旅のLive速報?)

2008-10-04 | 旅メモ&旅日記(中東・アフリカ)
パムッカレより旅のLive更新です。


パムッカレの石灰棚、温泉、遺跡に行ってきました。

当初雨が激しく降る中、どうせ濡れるならと水着に着替えて温泉(温水プール)に。

ここは古代遺跡がゴロゴロと温泉の中に転がっていて、とても不思議な感じです。

温水プールといっても天然温泉の為、底はゴツゴツした岩場、藻なんかも結構浮いていて決して快適ではないのですが、まあ珍しい温泉遺跡?を楽しもうかと。


その後なかなか雨があがらなかったのですが、朝10頃からずっとねばって、ひたすら待ち続けていたら、午後3時前後に奇跡的に晴れ間が出て、それまでくすんでいたパムッカレの白い石灰棚に張った水(温泉ですが)がキラキラと輝いた時には、かなり感激しました。

パムッカレはかなり荒廃が進んでいて、最初はなんだこりゃ?とガッカリしていたのですが、晴れた時に遊歩道の奥まったところから見た景色はかなり素晴らしいものがあります。

はじめはこりゃついてないなと思ったのですが、大雨のおかげで水量も増え、ちゃんと晴れ間も出てくれたので、むしろついていた位です。
雨の中5時間近く待ち続けた甲斐がありました。
(ここまできてこんな景色だけじゃ納得いかないと半ば意地でしたが。苦笑)


夕方からはまた雨が降り出し、結局晴れ間が出ていたのは1時間程でしたが、素晴らしいひとときを過ごせました。


当初雨の中でカメラを使っていたので、ちゃんと撮れているか若干不安なのですが、帰ったら写真をアップしたいと思います。


なお宿に戻って、雨と藻まみれプールでよごれた体を洗おうと、シャワーを浴びたのですが、赤色の蛇口を回せど回せど水シャワー。
(これは気の利いた?トルコ風のジョークなのか???と試しに水色の蛇口を回してみても、やっぱり冷たい水シャワー)

ちなみに10月のパムッカレの気温は長袖必須のかなり秋模様で、ガタガタ震えながら髪の毛まで洗いました。
しかもシャンプーがついていないので、体の別の部分でぶくぶくと泡立てた石鹸で。(どの部分かは聞いちゃいけません。ほんまか)


さすが1泊シングル20YTL(約12ユーロ、1500円)のバックパッカー宿。(汗)



明日は4時間バス移動で海を見に行く予定です。


ネット環境があればまた現地からレポートします。


今日はこの辺で。





旅のお小遣い帳(2008年夏週末旅/イスラエル)

2008-07-27 | 旅メモ&旅日記(中東・アフリカ)



先週末旅したエルサレムの旅メモに続き、旅の小遣い帳も参考までにアップします。

日本円に換算すると少し高いですが、欧州で生活していると実質物価1EUR=100円位の感覚です。


※週末旅のお小遣い帳

○イスラエルまでの移動費用(早期予約。フライトチケット、各種税、電車賃込み):約210ユーロ

○現地での費用(ホテル代込み):約140ユーロ
・乗り合いタクシー(空港→旧市街ダマスカス門):50NIS(10EUR)
・ホテル代(シングル朝食付1泊):60USドル(40EUR)
・土曜日昼食:50NIS(10EUR)※イスラエルレストラン
・土曜日夕食:70NIS(14EUR)※アルメニアレストラン
・土曜日水:5NIS×2(1EUR×2)
・土曜日コーラ:5NIS×2(1EUR×2)
・土曜日インターネット(1H) :10NIS×2(2EUR×2)
・日曜日昼食:20NIS(4EUR)※イスラエル料理の現地安食堂
・日曜日コーラ:5NIS×2(1EUR×2)
・タクシー代(旧市街ダマスカス門→空港):200NIS(40EUR)
・生オレンジジュース(空港内):25NIS(5EUR)
上記内訳プラス雑費等


◎今回の旅での総出費合計:約350ユーロ(約5万6千円)

(週末旅行なので比較的ゆとりのある内容ですが、旧市街→空港への移動手段と食費、宿代を抑えれば260~300ユーロ程度でも充分可能だと思います)



※写真:現地の安食堂での1枚。
Hummos(左)、ピクルス(奥)、ホブス(右)、生オレンジジュース(手前)

2008年7月20日(エルサレム/イスラエル)

2008-07-27 | 旅メモ&旅日記(中東・アフリカ)


8:00起床 宿泊している宿(Hashimi Hotel)の屋上からエルサレム旧市街や岩のドームを眺めながら朝食。

岩のドームはイスラム教徒以外は入れないので、こうして宿の屋上から見られるだけでもここに宿をとってよかったと思う。


9:00~10:30 シンドラーの墓(Grave of Oskar Schindler)の前で歌う。
歌い終わった後、映画シンドラーのリストのラストシーンのユダヤの人々と同じように、無数に置かれた墓石の上に小石を置き、また歌い終わったギターのピックも置いた。

小石が彼の業績へのリスペクトの証ならば、自分の場合、この地で歌ったギターのピックがより相応しいと感じたから。


10:30~11:30 ダビデ王の墓(KING DAVIDS TOMB)へ
塔に登りマリア永眠教会等を眺める。


11:30~12:00 少し時間があったので、もう1度、嘆きの壁(Western Wall)へ足を向ける。黒ずくめのユダヤ教徒の人々が印象的だった。



12:00 宿をチェックアウトしヴィアドロローサの地元食堂で昼食。

Hummos+生オレンジジュースで20NIS。(4ユーロ) こっちの方が昨日食べた店のHummosより安くうまかった。

なおヨルダンやシリアでは生マンゴージュースが最高だと思ったが、エルサレムでは生オレンジジュースが最高だと思う。



12:30 空港へはセントラルバスターミナルから約30分~1時間ごとにバスがあるらしく、合計1時間30分、計バス代25NISぐらいと聞き、ダマスカス門からタクシーをひろいセントラルバスターミナルへ向かおうと思う(40NIS)が、セントラルバスターミナルの空港行きバスの前までと言うと、それなら直接空港へ行った方が良いと進められる。


幾らか聞くと200NIS(40ユーロ)とのこと。宿代と同等金額でちょっと高いが、行きの入国時でさえ別室送りとなったことを思い出し、離陸時は世界一手続きが面倒といわれる空港だし、ユーロでも支払いOKというので、少しでも早く空港に着くべくそのままタクシーで向かうことに。



13:30 ベングリオン(Ben-Gurion)空港へ到着。
空港に入る車の検問所でもパスポートをチェックされ10分待たされる。これは先が思いやられる。


航空会社カウンターでチェックインしようとするがその前のセキュリティチェックでもパスポートチェックがあり、ここでもイランの入国スタンプが問題視され別エリアで20分程質問ぜめにあう。


14:15 航空会社のカウンターでチェックイン。ここはスムーズだった。


14:15~15:15 出国ゲート前のセキュリティチェックでも引っかかる。
電気関連の全てをチェックされ、電気シェーバー1個残っていただけでも再検査となり1つのセキュリティチェックを5回も通る羽目に。


15:00~15:15 いよいよパスポートコントロールへ。これまでは表紙のまま渡して、ぺらぺらとめくるときに他国のスタンプが目に入り問題となっていたので、試しにイスラエルの入国スタンプが押されたページを開いて渡したところ一発OK。

なおこの時は各列の進行状況をしばらく見ていて、最も回転のスムーズな列(たぶん係員が比較的チェックが甘いと思われる)に並んだこともよかったのかもしれない。
(偶然かもしれないが)


15:15~15:45 デューティーフリースペース(かなり広い)のカフェテリアで生オレンジジュースを飲む。25NIS。(5ユーロ)さすが空港値段。


15:45 フライトゲート(C6)へ


TLV16:45/FRA20:00 LH687


※写真:この日歌ったシンドラーの墓とMy Guitar

2008年7月19日(エルサレム/イスラエル)

2008-07-27 | 旅メモ&旅日記(中東・アフリカ)

7月18日(金)夜~19日(土)朝移動
FRA22:25/TLV3:20 LH690


入国審査で別室送りに。
イランや他のアラブ各国の入国スタンプが問題視され計15分以上取調べを受け、2名の係員からあれこれと質問を受ける。(待たされた時間もあわせると計30分別室行きとなる)

4:00 乗り合いタクシーでダマスカス門へ 50NIK(シュケル) ※約10ユーロ 1ユーロ=約5シュケル

約50分でエルサレム旧市街のダマスカス門へ。ダマスカス門から徒歩10分のHashimi Hotelへ。


ホテルの入り口は開いていたものの受付は誰もおらず。
5:00~8:00 ホテルロビーのソファで仮眠。


8:30~11:30 チェックインは13時30分以降と言われ、荷物だけ預かってもらい旧市街散策へ。

聖墳墓教会(キリスト教の聖地)、嘆きの壁(ユダヤ教の聖地)、岩のドーム(イスラム教の聖地)、ヴィアドロローサ(イエスが十字架を担いで歩いた道)等へ。

岩のドームは各入り口にポリスが銃を持って立っており立ち入り禁止。

イスラム教徒は普通に中に入っていくので、中を少しのぞこうとすると、銃口を向けられ立ち去るよう強い口調で言われる。



12:00昼食。ヴィアドロローサのAmigo Emilへ。Hummos、Mutabal、Baqdunisiyh、Taboulch、Arabic Salada等が一緒になったJerusalem Plateを頼む。これが40NIS。(約8ユーロ) Hummosは卵の白身?にセサミペーストとレモンを

あわせたディップで、アラブパン(ホブス)につけて食べるとなかなか良かったが、それ以外は日本人の口にはちょっと微妙な同じ。
(アラブ風サラダもレバノンで食べたものより格段に落ちるが、まあなんとか食べられた)



12:30~13:30 ヴィアドロローサの通り沿いのインターネットカフェへ。日本語できる?と聞くと、CD-ROMを持ってきてくれ設定してくれた。1時間10NIS。(2ユーロ。約300円)


13:30~14:30 ホテルをチェックインしシャワーを浴びる。
1泊60USドル(約40ユーロ)



15:00~18:00
イスラム地区、ユダヤ地区を通ってシオン門から少し歩いた先のオスカーシンドラーの墓へ。
しかし町なかを迷って着いたのが夕刻だった為か門は閉じられている。
墓地前で1時間30分程歌う。
歌っていると人が何人も通り過ぎていき、時々立ちどまって聞いている人もいた。
そのうちの1人のおじいさんが、明日の朝は開いていると教えてくれたのでまた翌日来訪することに。



18:00~20:00
アルメニア地区を通りアルメニア料理レストラン、Armenian Tavernへ。
・アルメニアサラダ(ヨーグルトソース+スパイス+きゅうり+トマト) 15NIS。(約3ユーロ)
・Khokeniλ(ブドウの葉で羊挽肉を包んだトルマを、トマト、パプリカ、玉ねぎと一緒にコンソメスープで煮込ん

だ料理)45NIS(約9ユーロ)
・コーラ10NIS(約2ユーロ)

はっきり言ってアルメニア料理はかなりウマイ。(ブルガリア料理に少し近いイメージ)


手持ちのシュケルが少なくなってきたので帰り道ダビデの塔前で両替をする。20ユーロ→100NIS。



インターネットカフェに立ち寄り22時頃就寝。

前日飛行機の中で殆ど眠れず3~4時間程度の仮眠だけだったので、この日は熟睡。
やはりベットで眠れるというのは良い。(当たり前のことかもしれないけれど)



※写真:嘆きの壁

旅のライブレポートFROMエルサレム(その2)

2008-07-20 | 旅メモ&旅日記(中東・アフリカ)
エルサレムからライブレポート再びです。


さてエルサレムでギター片手に歌ってきました。

3つの宗教の聖地が入り乱れるこの地で、特定の宗教色が強い場所で歌うのは何かちがうと感じ、シンドラーのリストで有名なオスカー・シンドラーの墓地前で1時間半程歌ってきました。
(思考回路がひどくシンプルにできている自分なので、あの映画に感銘を受け、昨年はポーランドのアウシュビッツへ足を運び、今回は同映画のラストシーンでも出てきた、エルサレムのシオン門から少し歩いた先にある、シンドラーの墓地へ足を向けてしまいました)


エルサレム旧市街はキリスト教地区、ユダヤ人地区、イスラム地区、アルメニア地区と4つの宗教・人種によって居住区が分かれていますが、一通り歩いてみたところ、その他3地区では多少入り乱れている感はあったものの、イスラム地区ではユダヤ人(黒いシルクハット、スーツに髪を結ってひげを伸ばしている)はあまりみかけない等、明確に区分けがされているような気がしました。
(そういえばユダヤ地区ではユダヤ人以外はあまり見かけませんでしたが)

そんな中、今日はアルメニア地区のレストランでアルメニア料理を食べたところ、かなり美味でした。

お昼に食べたエルサレムフード(アラブ料理系)は少し微妙なものが多かったので、かなりGood!という感じです。

テイスト的にはブルガリア料理に近いイメージですが、良質なヨーグルトがあるからか、コーカサス方面の料理もヨーグルト料理が多いのかもしれません。
(まだ行ったことないので未確認ですが)

写真等は戻ってから少しずつアップする予定です。


さて特定の宗教色が強い場所で今回は歌わないと言っていたのですが、先ほどキリスト教地区の両替屋で両替したところ、1曲歌っていけといわれたので、2曲程店先で歌い大いにもりあがったのですが、その後あやしげな日本語をしゃべるおっさんが突然現れ、「私は牧師です、あなたは神を信じますか?」とキリスト教へ勧誘されてしまいました。

いえ私は仏教徒なので結構ですと足早に立ち去りましたが(本当は日本人の場合、一応という注釈が前につくのですが)、さすが聖都エルサレム、歌った後に「あなたの歌よかったです、ウチの宗教入りませんか?」と切り返しされたのは初めてです!!!


イスラム地区で歌ったら、やっぱりイスラム教へ勧誘されるんだろうか。。。
(おいおい)



話は変わりますが、今ヴィア・ドロローサ(イエスが十字架を担いで歩いた道)のインターネットカフェに来ていますが、ここは家庭用ゲーム機があまり普及していないのか、ネットカフェが子供達のゲームセンター(ネットゲームでしょうか?)と化しており、両隣後ろと5人位のゲームに盛り上がって熱狂する子供達に囲まれて、なんだかかなり浮いています。

小学生ぐらいの子供達の中におっさんが1人。かなり気まずい。
(自分でおっさん言ってしまった。まあ小学生から見ればそうでしょうが)


今日はこの辺でそろそろ立ち去るとします。

それではまた。

旅LiveレポートFROMエルサレム

2008-07-19 | 旅メモ&旅日記(中東・アフリカ)
今イスラエルのエルサレム旧市街のインターネットカフェから旅ライブレポート中です。

昨晩のフライトでイスラエル入りし、今朝方は聖墳墓教会(キリスト教の聖地)、ヴィアドロローサ(イエスが十字架を担いで歩いた道)、嘆きの壁(ユダヤ教の聖地)等を見てきました。

岩のドーム(イスラム教の聖地)もちょっとのぞいたのですが、どの入り口にも軍隊が立っていて非イスラム教徒の立ち入り禁止になっています。

ちょっとだけその姿をおがみましたが、写真を撮ろうとすると、ライフルを構えて強い口調でクローズと言われ追い払われました。

3つの宗教の聖地が入り乱れいろいろと難しいのでしょうが、改めてイスラムの排他性を感じました。


さて今回は空路入りしましたが、出国時の超厳しい検査は世界一といわれますが、入国時は比較的スムーズに行くと聞いていましたが、いきなり別室送りとなり、計30分以上待たされ、個人尋問も10分以上と要注意人物扱いで冷や汗モノ。

なんでもイランやらシリアやらレバノンやらその他中東、北アフリカ諸国へこの1年前後で立て続けに行っているので、その入国スタンプの履歴が大問題だったようです。

しかし逆にイスラエルを先にすると入国拒否される国が多いので、これは仕方のないことだと思い、延々と続く尋問にできるだけ誠実に答えていたら、何とかパスできました。

今日はこの後宿へチェックインし、夕方ギターを持って歌いに出ようと思っています。


それではまた報告します。