拝啓、世界の路上から

ギター片手に世界を旅するミュージシャン&映画監督のブログ(現在の訪問国:104ヶ国)

ザッハトルテ(ウィーン/オーストリア)

2012-03-31 | 世界の食


ウィーン国立歌劇場の隣にある、ホテルザッハーの名物ケーキ、ザッハトルテ(Sachertorte)です。

ドイツ語圏のチョコレートケーキの代名詞として、オーストリアだけでなく、ドイツやスイス等で広く食べられています。

オリジナルは1832年にホテルザッハーの創業者エドゥアルトの父、フランツ・ザッハーがウィーンの貴族達の為に考案し、その後ホテルザッハーの開業後に、ホテルのカフェとレストランで提供されたのが始まりです。


今やウィーン名物にまでなったザッハトルテですが、日本人の味覚では正直甘すぎる印象で、ザーネ(生クリーム)をつけて食べると、強烈な甘さは少し和らぎますが、それでも1人前を食べきるのは、かなり至難の業?です。(苦笑)


そんなこともあってか、仕事でウィーンに何度か訪れた際に、同僚へのお土産にザッハートルテを買って帰ると、ドイツ人の同僚達には大好評だったものの、日本人の同僚達には、「うーん、、、」という感じでした。(笑)


シュテファン寺院(ウィーン/オーストリア)

2012-03-30 | 旅フォト(北欧・中欧・東欧)


ウィーンの町のランドマーク、シュテファン寺院です。

14世紀に建てられたゴシック様式の大聖堂は、ハプスブルク家歴代君主の墓所があることや、モーツアルトの結婚式や葬儀が行われた場所として有名です。

南塔の高さは107メートルで、大聖堂としてはウルム、ケルンに次いで、世界で3番目の高さだとか。


初めて大学時代に訪れた時には、全身真っ黒だった大聖堂も、その後補修が進み、訪れる度に色白になっている気がします。
(逆にいつ来ても、まだ工事中?という印象ですが。苦笑)


2001年にはこの大聖堂と辺りの歴史地区が、ユネスコの世界遺産に登録されています。







ウィーン国立歌劇場(ウィーン/オーストリア)

2012-03-29 | 旅フォト(北欧・中欧・東欧)


昨年夏に訪れた、ウィーン国立歌劇場です。

世界三大オペラ座にも数えられるオペラの殿堂で、こけら落としは1869年5月のモーツアルトのドン・ジョヴァンニと言われています。

当時のウィーンは、ドイツや北イタリアも支配した神聖ローマ帝国の首都だったこともあり、今でもドイツオペラだけでなく、イタリアオペラもよく公演されています。


オペラの最高峰らしく、歴代総監督には、グスタフ・マーラーやリヒャルト・シュトラウス、カール・ベームや、ヘルベルト・フォン・カラヤンといったビックネームが名を連ね、近年は、クラウディオ・アバド(1986-1991)や、日本の小澤征爾(2002-2010)、そして現在はメスト(2010-)が音楽監督を務めています。


また本オペラ座の専属オーケストラである、ウィーン国立歌劇場管弦楽団(Wiener Staatsoper Orchester)は、ウィーン・フィルハーモニー・オーケストラのメンバーが務めています。(定員150名)



このオペラ座は、自分が大学時代に生まれて初めてオペラを鑑賞(確か演目はプッチーニの蝶々夫人だった記憶があります)した、思い出深い場所でもあります。

ウィーン楽友協会(ウィーン/オーストリア)

2012-03-28 | 旅フォト(北欧・中欧・東欧)


昨年夏に訪れた、ウィーン楽友協会(Wiener Musikverein)です。

ベルリンフィルと並ぶ世界最高峰のオーケストラ、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の本拠地です。


通称「黄金のホール」と呼ばれる大ホール(Großer Saal)では、毎年1月1日にウィーンフィルのニューイヤーコンサートが行われています。


チケットの入手が難しいことで有名な、このニューイヤーコンサートですが、正規の入手方法は、前年の1月2日~23日までの間に申し込み、宝くじ並み?とも言われる高倍率の、3月末に発表される抽選に当選しなくてはいけないとか。

なんでも非正規ルートで入手すると、1枚10万円以上!なんて噂もある程ですが、それなら別の演目の時に、10回コンサートに行った方がよいのでは???と思うのは、自分がヨハン・シュトラウスにも、ウィンナーワルツにも、あまり興味が無いからなのでしょうか。
(ウィーンフィルファンから怒られそうなコメントですが、そんな理由から、自分はいつもテレビ鑑賞で我慢しています。汗)


もっともウィーンフィルは他の定期コンサートのチケットの入手もかなり難しく、一般発売されるGroßer Saalでのウィーンフィルのプログラムも限られています。


このあたりの事情もあって、個人的には、ベルリンフィルが世界No.1だと思っていたりします。。。(苦笑)


香川選手2ゴール1アシスト!!!

2012-03-27 | その他


ブンデスリーガ2011-12シーズン第27節の対ケルン戦。

4点に絡む、香川選手の2ゴール1アシストの大活躍で、6-1の大勝です。


特に後半の香川選手はキレッキレの軽快な動きで、これで今季ゴール数も得点ランキング9位タイの11点目。

同じ11得点のフランス代表のリベリ(バイエルン)や、12得点のラウル(シャルケ)と、もはや同格と言ってよい程、香川選手は今やブンデスリーガを代表するビックネームになりつつあります。

残り7試合で5~7得点し、チームを2年連続優勝に導ければ、スター選手として次のステージも見えてくるのではないかと、そんな大きな夢を我々日本のファンに抱かせてくれています。


次節のホームでのシュトゥットガルト戦、その次のアウェイでのヴォルフスブルク戦は、日本人対決も期待されますが、岡崎選手や酒井高徳選手、長谷部選手には申し訳ないものの、ここはドルトムントの二連勝で、現在の21戦無敗記録をさらに更新して、宿敵バイエルンとの一戦を迎えて欲しいと思います。


昨年の秋~冬は何度かドルトムントの試合観戦にスタジアムへ足を運びましたが、そういえばアウェイでのシュトゥットガルト戦も、ホームでのヴォルフスブルク戦も現地で観戦したなあ~と、このブログを書きながら思い出しています。

ドイツから日本に帰ってきて3ヶ月になりますが、本当に時がたつのは早いものです。


今では毎週末、自宅でのスカパー観戦ですが、ドルトムントのブンデスリーガ優勝を信じ、香川選手のユニフォームを着て、TVの前で応援したいと思います。

焼き牡蠣(日本)

2012-03-25 | 世界の食


先日仕事の同僚に誘われて訪れた、都内の牡蠣料理の専門店で食べた焼き牡蠣です。

これまではオイスターバー等で食べる生牡蠣や、和食の牡蠣鍋が中心だったのですが、実は焼き牡蠣を食べるのはこの日が初体験。(笑)

肉厚でぷりっとした身から、ギュッと濃縮されたジューシーな旨みが口の中で広がり、焼き牡蠣がこんなに美味しかったとは!!!と、ちょっと衝撃的でした。
(選び抜かれた鮮度抜群の牡蠣ということもあるのでしょうが)


このお店には色々な産地からの牡蠣があり、特に呉産や九十九里産のものは、生牡蠣も抜群に美味かったです。


所謂牡蠣のシーズンはRのつく月と言われていますが、来月のAprilはまだRがつくので?もう1回行ってみたいと思っています。 



店名:新川河岸
住所:〒104-0033 東京都中央区新川1-8-6秩父ビル1F
TEL:03-3553-9639
WEB:http://r.gnavi.co.jp/a034500

カサ・ミラ(バルセロナ/スペイン)

2012-03-24 | 旅フォト(スペイン・マルタ)


2011年11月に訪れた時のカサ・ミラの写真です。

ガウディが54歳の時に設計し、1905年~1907年にかけて、実業家のミラ氏の為に建てられたものですが、直線を持たないこの建物に対して、当時のバルセロナ市民からは石切り場みたいだと、すこぶる評判が悪かったのだとか。

1984年にグエル公園らと共にユネスコの世界遺産に登録され、今やサグラダ・ファミリアと並ぶ、アントニオ・ガウディの代表作として世界的に有名な建築物の1つとなったカサ・ミラ。


バルセロナのシャンデリゼと呼ばれるグラシア通りに建つ、彫刻のような曲線美を持つこの建物の周りには、いつも多くの観光客で賑わっています。

バルセロナの馴染みの生ハム屋(バルセロナ/スペイン)

2012-03-23 | 旅メモ&旅日記(欧州)


バルセロナの馴染みの生ハム専門店、Reserva Ibericaの入り口の写真です。

パルマと並ぶ世界最高峰のスペインの生ハムを、その場でテイスティング(試食)しながら、ご当地値段で買うことができます。


有名なガウディ建築のカサ・バトリョや、カサ・ミラからも徒歩圏内です。


店名:Reserva Iberica
住所:Arago242,08007 Barcelona,Spain
営業時間:Arago242,08007 Barcelona,Spain
最寄り駅:バセジ・ダ・グラシア駅から徒歩5分
WEB:www.reservaiberica.com

生ハムはそぎたてが一番!!!(バルセロナ/スペイン)

2012-03-22 | 世界の食


バルセロナで行きつけの生ハム専門店、Reserva Ibericaです。

パルマと並び、スペインのイベリコ豚は世界最高峰の生ハムとして有名ですが、ぜひ味わってもらいたいのが、大きな塊から直接そいだばかりの生ハムです。

空気にふれた瞬間から酸化が始まるので、そぎたての生ハムと、1日後のそれでは、はっきり言って別の食べ物か?と思う位、美味しさが違います。


このお店でも日持ちのする真空パック詰めのものが売られており、お土産にはそちらでも良いですが、せっかくご当地に来たからには、ぜひともその場でそいでもらったものをいただくのがベストです。
(ハモン・イベリコやハモン・セラーノ等の生ハムをテイスティングして、色んな部位や品目を食べ比べもできます)

ちょっぴりの量でお値段がはる日本の生ハムからは、想像できないテイストが味わえると思います。


ちなみにこの日自分が食べたのは、Jamones Joselito "Gran Reserva"。

食べた際に口の中で羽が生えたように、ふわっとうまみが広がった最上級の生ハムで、お値段も100gで19.8EUR(約2000円)とちょっとお高め。(ドイツに持ち帰って翌日食べたら、やっぱり翼の折れた生ハムになってましたが。汗)



なおその場でそいでもらう方法ですが、自分はいつも英語で頼んでいますが(Could you cut off this ham about 100g now?など)、たぶんジェスチャーでも充分通じます。

グラム単価は真空パックに表記があるので、値段をチェックしてから、欲しいハムの塊を指差してスペイン語で、これ、100グラムちょーだい(Esto, Cien Gramos por favor)でもOKです。

ちなみにもっと多くの量が欲しい場合は、シエンの代わりに以下の単語を使えばOKです。

100 シエン CIEN
200 ドスシエントス DOSCIENTOS
300 トレスシエントス TRESCIENTOS
400 クアトロシエントス CUATROCIENTOS
500 キニエントス QUINIENTOS



観光地で有名なガウディ建築のカサ・バトリョや、カサ・ミラから徒歩圏内なので、観光のついでに、本場の生ハムを堪能してみるのも良いと思います。



店名:Reserva Iberica
住所:Arago242,08007 Barcelona,Spain
営業時間:Arago242,08007 Barcelona,Spain
最寄り駅:バセジ・ダ・グラシア駅から徒歩5分
WEB:www.reservaiberica.com