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コルドバのメスキータの北西に広がる、ユダヤ人街の花の小道です。
歴代カリフに優遇されコルドバの経済を支えたユダヤ人によって作られた街ですが、イスラム勢力最後の地となったグラナダがスペイン人の手に取り戻され、レコンキスタ(キリスト教国のイベリア半島再征服運動)が完了した1492年のユダヤ人追放令によって、ユダヤ人はこの街から姿を消しました。
ユダヤ人街のアンダルシアらしい白壁の家並みの横には、鉢植えの花々が置かれあちこちの小道を飾っていますが、毎年5月になるとその美しさを競うパティオ祭りが行われるのだとか。
花の小道の合間からは、メスキータの尖塔をみることが出来ます。