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2015年11月13日、パリで発生した爆破テロは死者120名を超え、世界中が衝撃に包まれています。
このテロはイスラム国による犯行と言われており、奇しくも13日の金曜日を狙ったものなのか?と思いつつも、金曜礼拝の日になぜ?という感じもしています。
僅か数か月前に訪れたばかりのパリですが、あっという間に世の中は情勢を変えていきます。
すごい勢いで地球が小さくなっている現代。
日本の中にいるとあまり実感がないかもしれませんが、怖いくらい異常な程のスピードで、世界はどんどんと小さくなっています。
もうこのような惨劇は、決して遠い国の出来事などではありません。
日本企業がパリへの渡航を自粛したというニュースが流れていましたが、そんなレベルの話をしていて、本当にこの国の未来は大丈夫なのか?と心配になります。
ついこの前に欧州での難民問題が話題になっていましたが、元をたどれば同じ話です。
地球の裏側で起きた出来事が、瞬く間に自分達の生活をガラリと変えてしまう時代。
必死に積み上げたモノや“前提”が、1万キロメートルも離れた場所での出来事によって、一夜にして崩れ去る時代。
すべてのモノゴトを、地球レベルで考えないといけない時代は、もうすぐそこまで来ています。
※写真:今年の夏に訪れたParisでの1枚