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ギター片手に世界を旅するミュージシャン&映画監督のブログ(現在の訪問国:104ヶ国)

4月22日(日)モスタル(ボスニアヘルツェコビナ)

2007-12-28 | 旅メモ&旅日記(欧州)



2007年4月22日(日)モスタル(ボスニアヘルツェコビナ)

8:30ヒルトンインペリアルホテル前集合 昨日のドライバー+アメリカ人神父夫妻とプライベートのモスタル1日ツアー350Kn(約48ユーロ)

ドブロブニク/モスタル間は約145Km。クロアチア/ボスニアヘルツェコビナ国境まで約98km、海岸沿いを2時間Sprit方面へ走る。

途中がけ崩れで1車線になっているところが多数あり。

国境からモスタルまで山中を約47km、1時間。


国境を越えると少しアラブな雰囲気。
行きにモスタル郊外の城+モスクに30分程立ち寄る。

ガイドブックには掲載が無いものの、運転手いわく歴史上、モスタルにとって非常に重要な場所だとか。


モスタルの橋は93年のボスニア内戦で1度壊されており、現在のものは2004年にユネスコによって修復された新しいもの。

橋の近くの旧アーチ写真館で内戦以前、内戦中のモスタル市内、アーチの写真が飾られており見学。

橋の外に内戦中のアーチ近郊の写真と共に「Don`t Forget `93」のメッセージカードを持った青年を見て、アメリカ人牧師が「まるで広島、長崎のようだ」とポツリ。ハッとさせられる。


いつかこの地球上でもう二度と血を流さずにすむそんな日がやってくることを心から願い、橋の上でジョン・レノンのイマジンを口ずさむ。


しばらく歩き、みやげ物やレストランが並ぶツーリスト通りを抜けて、ローカルレストランで伝統食の盛り合わせランチを食べる。トルコの煮込み料理に近い。
水とあわせて7ユーロ。


一歩道を外れると爆撃で壊された建物や、銃弾跡が痛々しい建物がそのまま多数放置されており、内戦からの復興はまだまだこれからなのだと感じさせられる。まだボスニア中には多数の地雷も残っているらしい。


16時頃ドブロヴニクに戻り、夕暮れ時に旧市街の城壁上をゆっくりと歩く。
大人一人50Kn。(17~19時。日没は19時30分頃)夕食はジェラード2個。
5Kn+7Kn。


※写真はモスタルのアーチ

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