大物食いのマインツが、アウェーでバイエルン相手にスコアレスドロー。
昨年11月にマインツのスタジアムで試合観戦した時も、マインツが3-2でバイエルンを撃破し、ドルトムントの首位躍進をアシストしましたが、今回もまたドルトムントの優勝に対して非常に大きなアシストです。
これで次節ドルトムントが勝てば文句なしに優勝決定ですが、土曜日の試合はバイエルンが3時間早いということもあり、バイエルンが引き分け以下の結果で、試合開始前に優勝が決まる可能性さえあります。
マインツとの試合はスカパーで観戦しましたが、素早く激しいプレッシャーをかけるマインツに対して、かなりバイエルンは苦戦を強いられていました。
水曜日のドルトムント戦の疲れもあったのでしょうが、火曜日のレアル戦に向けて温存したはずの、リベリもゴメスも、そしてトニ・クロースまで後半使うことになったにも関わらずこの結果というのは、正直レアル戦にも大きな影響を及ぼしかねない状況です。
ブンデスリーガの地位向上の為にも、レアルに一泡吹かしてほしいところですが、ドルトムント戦の敗戦で、せっかく上向いていたはずの歯車が狂ってしまった感があり、ひょっとするとバイエルンはレアルに大敗する危険さえあるのではないかと、少し心配をしています。
今シーズンのブンデスリーガの優勝チームは、客観的に見てもドルトムントで決まりでしょう。
そういった意味で、来週末のリーグ戦はある意味捨てて、バイエルンはレアルとのチャンピオンズリーグ準決勝の1st Leg&2nd Legに全てをかけて欲しいと思います。
(宇佐美選手等の試合に使っていない選手を出して主力は完全温存し、優争いがピークの中でバルサとのエルクラシコを戦うレアルが、もしバルサに負けるようなことがあれば、それこそバイエルンにも番狂わせのチャンスが生まれるのではないかと期待しています)
普通に考えれば、今年のチャンピオンズリーグ決勝はエル・クラシコで、世界中の多くのサッカー・ファンもそれを望んでいるのでしょうが、個人的に昨年は決勝の地アリアンツアレーナで、チャンピオンズリーグのグループステージを戦うバイエルンの試合を観戦したこともあり、決勝戦はバルサvsバイエルンを見てみたい気持ちがあります。
ただしその決勝戦も、自分はバルサを応援しますけれど。(笑)