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ウィーンにウィーンナー・コーヒーという飲み物はなく、ウィーンで一般的に飲まれているコーヒーはメランジェというカフェオレに近いものだったりします。
日本でなぜ生クリームが入っているコーヒーをウィンナーコーヒーと呼ぶのか不明ですが(スパゲティ・ナポリタン同様、もはや昭和の飲み物かもしれませんが)、比較的近いコーヒーがあります。
それがアインシュペナー(Einspänner)というもので、グラスに1対1でホットコーヒーと生クリームが入っています。
写真のものは、ホテル・ザッハーのものですが、たっぷりの濃厚な生クリームは正直自分にはヘビー過ぎて、ザッハ・トルテ同様に途中で挫折。
やはり普通にメランジェを頼めばよかったと、後悔した一品でした。(苦笑)