国立新美術館で「新海誠展」がはじまりました。
昨年の「君の名は。」の世界的記録的なヒットで時代の寵児となった新海誠監督。
「ほしのこえ」(2002)の時代から注目していて、「君の名は。」も封切り初日に観ましたが、まさかあれほどの人気作となるとは思いませんでした
今回はまさに、たった一人で制作した「ほしのこえ」から、「君の名は。」にいたるまでの6作品を体系的にきちっと解説展示してあり、どっぷりと作品世界に埋没できます。さすがに外国人の方も多かったですね。
「階段」、「駅」、「踏切」、「森」、「都会」、「夕暮れ」、「雨だれ」、「雨に濡れる木の葉」、「流れ星」・・・
新海誠の描く「場面」「情景」には、人の心を揺さぶるそれぞれの意味があります。
名作「言の葉の庭」(2013)を見て、「世界はこんなにも美しいんだ」と再認識したのは、ぼくだけでしょうか。
宮崎駿監督が新作ジブリアニメ制作に入ったようですが、新海誠の次回作はいかに?