中央美術学園 新校友会~卒業生アルバム~

中央美術学園卒業生・新校友会ブログ。問合せや連絡は副田まで。sagamya954@fuwamofu.com

時代を創造するものはニャーか?!

2018年05月09日 | いま、中美では

中美ネコ雨の日も元気です

路地裏で咲き始めたアジサイも見ました。

ここのところ毎日、卒業生在校生の進路相談を受けています。

創作創造活動と日々の生活をどう将来設計していくか、みな悩んでいるところですね。

きょう帰りに寄った書店で、岡本太郎の名著の復刻版を見つけました。

図書室に置いておくので、興味ある方はぜひ読んでくださいね。

「生きるよろこびのための芸術表現」のヒントを得られます。

「18世紀までは、絵がうまいことが画家の条件だった。しかし・・・」

「今日では、下手に描くということが芸術家の大きな目的になっている」

常識をくつがえす岡本太郎の言葉は常に新鮮ですね。

「芸術は常に新しい」

時代を創造する意志を中美生にも求めたいですね。

ちなみに、この本の巻末解説文を有名画家で作家のA氏が書いていますが、このA氏のご息女も中美卒業生です。(個人情報なので実名はさけますがこの校友会ブログにも学生時代の画像があります)。どこかでみな、つながっていますね。

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先日、東大学食の壁に飾られていた画家宇佐美圭司氏の大作が、改修のために破壊廃棄されてしまい、非難されていますね。

アートの価値がわかる世界、わからない世界の境界線もまた微妙です。

昨年、ZOZOTOWN社長前澤氏がバスキアの作品を123億円で購入して話題になりました。

バスキアはぼくもニューヨークでの個展を見たことがありますが、そもそも建物の壁の落書きアート(スプレーペインティング)が、「街のアート作品」として認められたのが原点です。

平成時代が終焉を迎えつつあります。

新たな時代を創造するアーティストをぜひ、中美生には目指してほしいです。

進路相談希望の卒業生は副田まで平日土日かまわずお問い合わせください

 

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きょうの言葉

「ぼくらは、絵を通してのみ

何かを語ることができる。」

フィンセント・ファン・ゴッホ


「チュービーズ」とは…

2018年05月09日 | いま、中美では
「内田ゼミ」で同人誌を作った。
ゼミのメンバーを中心に5/5のコミティアのタイミングで同人誌制作。
コミティアには、27才の頃から15年位参加していたが、
今回自身としては約10年振りの参加となる。
参加していた当時は、原画を手作業で版下を作っていた。
デジタル入稿は最後の方にちょっとやっただけだった。
だから今回のweb入稿は随分と手こずってしまい、
学生の浅井くんが手伝ってくれなければ、コピー本になっていたかも知れない位だった。
だから入稿完了の瞬間は感無量だった。
そして出来た本が、この「チュービーズ」。
ジャーン! という感じなのである。
ジャジャーン!
ジャジャジャージャーン!
そして迎えた5/5当日!
参加した皆は笑顔で楽しそうだった。
本はあんまり売れなかったけれど…、これからなのだ!
                     【「チュービーズ」より】
何が良くて何が駄目だったかも、
とにかく一冊作ってみなけりゃ何にもわからないのだ。
 
内田かずひろ拝