卒業生画家 雫石知之さんの個展がきょうからはじまりました
平日でしたが、ファンが多い雫石さん。
会場もファンの方でいっぱいでした。
後ろ姿のバッグに注目を雫石さんのオリジナルです
お客様方の合間を縫って無理矢理撮影すいません
きょうは会場でトッキーさん(雫石さん同期)の妹さんにもお会いしました。
トッキーさんや雫石さんがまだ入学して間もない頃、中美アートサークルでジブリ美術館を見学に行ったことがあります。
帰りの集合場所に向かうとき、雫石さんが青ざめた顔して立っていて「出口がわからないです」と・・・。
どんなときも冷静沈着に見える雫石さんの、お茶目な部分が垣間見えた瞬間でした。
イラストコースに入学した雫石さんでしたが、だんだんとスケールもテーマも「イラストレーション」の枠ではおさまりきれなくなり、アートコースに移ってやってみたら・・・とアドバイスしたことがあります。
「私には絵しかないんです」
入学して間もない頃、こう言っていました。
真っすぐすぎて不器用な生き方をしていくのでは・・と思ったこともありました。
でも、ひたむきに真摯にまっすぐな生き方は、多くの人々の共感を呼んでいます。
「肯定的」なんです。表面でなく、根の深い部分で。
なにはともあれ、ぜひ作品をご覧ください。
中央美術学園には素晴らしい卒業生がたくさんいます。
雫石さんは、中央美術学園が自慢できる卒業生の一人なのです。